こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2021年37本目】映画「私をくいとめて」観ました。
【解説・あらすじ】
芥川賞作家・綿矢りさの小説を原作に、アラサー独身女性と年下男性が織り成す不器用な恋模様を描くラブストーリー。
脳内にいるもう一人の自分を相談役にシングルライフを満喫するヒロインが、思いも寄らず恋心を抱く。
監督・脚本を、綿矢原作の『勝手にふるえてろ』などの大九明子が務めた。
ヒロインをのん、彼女のことが好きな年下男性を林遣都が演じる。アラサー女子の黒田みつ子(のん)は何年も恋人がいないが、
脳内にいるもう一人の自分「A」にさまざまなことを相談しながら独り身でも楽しく生活していた。
常に的確な答えを導き出す「A」と一緒に平和なシングルライフが続くと思っていたある日、年下の営業マン多田くん(林遣都)に恋してしまう。
独身生活に慣れたみつ子は勇気を出せない自身に不安を抱えつつも、多田くんと両思いだと信じて一歩踏み出す。
【感想】
確かに観る人を選びそうな作品ですが、僕的にはクリティカルヒット!
大好きな世界観でした。
原作は未読なのですが、そこはさすがの大九監督、巧みな脚本。
シリアスとコメディ、現実と虚実のバランスがギリッギリ。
設定のわかりにくさを上手く排除できていました。
キャスティングも上々。
のん、橋本愛、林遣都といったメインどころの演技はまさしくキッチリイメージしやすい。
さらに実存化した際の「A」のちょうど良さとか、よく思いついた、また俳優さんもよく受けた!
お笑いの人のキャスティングもいい塩梅でした。
確かに生きていれば息苦しく。
でも一人では寂しく。
そんな面倒くささを受け入れる、素晴らしき人生讃歌でした。
【評価点・つけるとしたら】
☆4.0です!
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
↓お読みいただきありがとうございました。宜しければぜひぜひコメント・クリックをお願い致します↓