こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2021年40本目】映画「生きちゃった」観ました。
【解説・あらすじ】
『舟を編む』などの石井裕也が監督を務め、脚本も書き下ろした意欲作。
平凡な日々を送っていた男が妻の不貞に遭遇したことをきっかけに、
運命の歯車が大きく狂い出していく。
「映画製作の原点回帰」をコンセプトに、
各映画製作者たちに同額の予算を割り当て新作を撮る「B2B(Back to Basics)A Love Supreme」というプロジェクトのもとで製作された。
石井監督作『町田くんの世界』にも出演した仲野太賀、『葛城事件』などの若葉竜也らが出演。妻と5歳の娘と暮らす山田厚久(仲野太賀)がある日会社を早退して帰宅すると、妻が見知らぬ男と情事にふけっているところに遭遇。
これまで平凡だが穏やかに暮らしていると信じていた厚久は、突然の出来事に動転し感情にふたをすることしかできなかった。
その日を境に厚久と妻、幼なじみの武田(若葉竜也)との関係はゆがみ始め、予期せぬ方向へと転がり出していく。
【感想】
おそらくは現在最強のキャスティング!
仲野太賀、若葉竜也、そして大島優子。
当代きっての演技派俳優、若手三人のアンサンブルはまさに眼福です。
仲野さんの空虚心、若葉竜也さんの優しさの涙、大島優子さんの狂気じみた雰囲気。
静かな中にも強烈な印象に残る演技合戦でした。
また、実社会の持つ不条理や歪んだ家族関係、それでも変らない愛情を絶妙のバランスで織りなした石井監督の脚本も素晴らしかった。
惜しむらくは回想シーン。
結構あっさりしているので3人の関係性がわかりにくく、また語学学習?の動機も不明?
もっとエモーショナルにしてもよかったのではと感じました。
【評価点・つけるとしたら】
☆3.9です!
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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