こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2021年59本目】映画「JUNKHEAD」観ました。
【解説・あらすじ】
絶滅の危機に瀕した人類が地上で暮らし、地下には人工生命体が住む世界を舞台に描くSFストップモーションアニメ。
地下調査員が人工生命体たちと協力しながら人類再生の道を模索する。
堀貴秀が監督や原案などを一人で手掛け、制作に約7年の歳月を費やした本作は、
第21回ファンタジア国際映画祭で、長編アニメーション審査員特別賞を受賞した。環境破壊によって汚染された地上に人類は住めなくなり、地下開発を進めるための労働力として、人工生命体マリガンが生み出される。
だが、人類に反旗を翻したマリガンによって地下は乗っ取られる。
以来、1600年の月日が流れ、遺伝子操作により永遠の命を得た代償として生殖能力を失った人類は、
新種のウイルスによって人口の30パーセントを失ってしまう。
【感想】
エンドロールの終わりまで、全く目の離せない、監督の狂気が詰まった作品!
あらゆる表現方法がある「今」、あえてストップモーションを選ぶ狂気。
制作年数、膨大な工程ををいとわない狂気。
それを独学でやりきる狂気。。。。
もうそれだけで観るに値し、世界的な評価があるのも十二分に納得なのですが!
おそらくそれ以上に、
創り込まれた独特すぎる世界観やキャラクターデザイン、
骨格のしっかりした設定、
意外なほど胸熱な脚本、
こそが世界標準記録超え。
無表情なキャラクターからきっちり喜怒哀楽が感じられる、
恐ろしい演出力もあり、これはすごいものを観た!感半端なかったです。
優しい人に溢れ、互いに助け合って生きているはずなのに、
世界はいつも少しずつ狂い、立ち位置はいつの間にやらディストピア側に。
衝撃の一作、必見ですよ!
【評価点・つけるとしたら】
☆4.2です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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