公式サイト予約割引 ベストレート保証

アルシオン通信

Alcyon Blog

2021年06月01日 の投稿
2021年06月01日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2021年62本目】映画「カランコエの花」観ました。

【解説・あらすじ】

「第26回レインボー・リール東京~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~」のコンペティションでグランプリに輝いたほか、さまざまな映画祭で高評価を得たドラマ。
LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)についての授業を受けた高校生たちのその後を映し出す。
メガホンを取るのは『尊く厳かな死』などの中川駿。
ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」などの今田美桜、『そうして私たちはプールに金魚を、』などの石本径代、『ゴメンナサイ』などの永瀬千裕らが出演する。

ある高校の2年生のクラスで、何の前触れもなしにLGBTについての授業が行われた。
ほかのクラスで同じ内容の授業がなかったことから、生徒たちはクラスの中にLGBTの人がいるのではないかと疑いを抱く。
多感な時期の真っただ中にいる彼らの心情は次第にかき乱され、日常生活に影響が出始める。

【感想】
わずか40分。
とは思えないほど豊かで、そして強い決意を感じる作品。
脚本は本当に絶妙で、これほど多岐に表現できるテーマのなか、アウティング一本に絞っている所は白眉。
若者にのしかかる葛藤へのアプローチへ必要十分と割り切った監督の手腕はお見事としか言いようがありません。
一方、俳優陣は少し「典型的」。
時間定制約の中でキャラをシンプルに纏める必要があったのでしょうか、男子=無神経、といった定型に押し込める表現も。
演技として「青春の光と影」を捉えることには成功しているので、少しノイズに感じました。

普通に暮らしのなかで、普通でありたい。
そんなことが、その手前の法律すら通らない。

当事者とはだれか、それはLGBTの方ではなく、むしろ共に生きる社会の方。

この美しい、透き通ったスープのような映画には、シンプルな味付けが見合うと思うのでした。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.0です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

もちろん「オススメ☆」です♪
↓お読みいただきありがとうございました。宜しければぜひぜひコメント・クリックをお願い致します↓

伊東のホテル|伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオン 宿泊プラン一覧
伊東のホテル|伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオン
by alcyon | 映画観た

アルシオンのオフィシャルブログです

kazu_R
こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
伊豆の四季やイベント、グルメ情報などを中心に、時々は好きな映画や本などのこともUPしていきます。
メールはこちらまで・・info@alcyon-izu.com
連絡先はこちらまで:0557-51-5600

最近の投稿

人気の記事

カレンダー

2021年6月
« 5月   7月 »
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

アーカイブ