こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2021年73本目】映画「チャンシルさんには福が多いね」観ました。
【解説・あらすじ】
ホン・サンス監督が手掛けた作品でプロデューサーを務めてきたキム・チョヒがメガホンを取ったコメディー。
キム・チョヒ監督自身の体験を基に、人生をささげてきた仕事を失い、恋人も子供も家も持たないアラフォー女性に訪れる恋を描く。
主演はカン・マルグムが務め、『バッカス・レディ』などのユン・ヨジョンやドラマ「愛の不時着」などのキム・ヨンミンなどが共演する。映画プロデューサーとして働くアラフォーのチャンシルさん(カン・マルグム)は、長らく支えてきた映画監督の急死により仕事を失ってしまう。
映画だけに全てを注力してきた彼女は、気づくと恋人も子供も家も持っていなかった。
どうしようもない状況に追い込まれた彼女に、ある日、恋の予感が訪れる。
【感想】
「幸福論」はまさしくジャンルムービー。
まあ、だいたい予想通りの展開、予想通りの結論になるのをわかった上で、
「レシピを楽しむ」、嗜むようなものだと思っていたのですが、、、。
まだそんな展開があったのか!と唸る脚本でした。
繊細に、丁寧に、欠落感、自分だけではつかめない幸せの輪郭を表現。
キャストの数を絞り、セリフの量を削いで巧みに紡いでいく物語はまさに「ほのぼの」!
ラストにかけての展開、一つの結論も非常に納得。
涙が止まらない!とかそういうたぐいの映画ではないですが、このリズム、嫌いじゃないなぁ。。
【評価点・つけるとしたら】
☆3.7です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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