こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2021年83本目】映画「ある人質 生還までの398日」観ました。
【解説・あらすじ】
シリアで過激派組織ISの人質となるも、奇跡的に生還したデンマーク人写真家ダニエル・リューの体験に基づくドラマ。
およそ13か月にわたる過酷な拘束生活の実態と、彼の救出に奔走した家族の苦悩を描く。
『幸せな男、ペア』などのエスベン・スメド、『ワイルド・ストーム』などのトビー・ケベルらが出演。
『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』などのニールス・アルデン・オプレヴと、
本作に出演している俳優アナス・W・ベアテルセンが共同で監督を務め、
『悪党に粛清を』などのアナス・トマス・イェンセンが脚本を担当する。デンマーク人写真家のダニエル・リュー(エスベン・スメド)は、
戦時下の日常を世界に伝えるため内戦中のシリアを訪れるが、突如過激派組織ISに拘束されてしまう。
彼の拘束を知った家族は人質救出の専門家に協力を依頼するも、デンマーク政府はテロリストと交渉しない方針を取り、家族はISが要求する身代金の調達に苦慮する。
一方、人質として恐怖と不安に苛まれるダニエルやほかの人質のもとにアメリカ人ジャーナリストのジェームズ・フォーリー(トビー・ケベル)が加わり、彼とダニエルは友情を育む。
【感想】
戦場は何も銃弾飛び合う場所だけでなく、巻きこまれた家族の苦境も戦場、しいては状況を作り出した世界情勢も戦場。
シリア情勢の映画を何本みたり、自分でいくつか文献を漁ったり、それこそニュースには注視してきたつもりですが、
人質になってしまうケース、ジャーナリストにとって運の要素が大きく。
かと言って状況が伝わらないのは現地の「声」を聴かないのと同義なので「行かなきゃいいじゃん」「国に迷惑かけんな」は暴論。
この映画ではこの大きな命題に、あえてドキュメンタリーではなく作劇することで挑み、そして成功していると感じました。
映画としての問題があるとしたら2つ。
一つは主人公の元運動選手としての素地をもっと回収しても良いこと。
もう一つはこの日本語タイトル。。。。
副題はいらない。ネタバレが過ぎる、、、。
【評価点・つけるとしたら】
☆4.0です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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