こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2021年95本目】映画「ミッション・マンガル」観ました。
【解説・あらすじ】
インドの宇宙開発事業で、アジア初の火星探査ミッションを成功させた実話を映画化。
実現不可能と見られていた火星探査プロジェクトを成し遂げるべく、逆境に立ち向かう科学者たちの奮闘を描く。
『パッドマン 5億人の女性を救った男』のスタッフが再結集し、同作で主演を務めたアクシャイ・クマールがチームリーダーを演じる。
ヴィディヤ・バラン、ソーナークシー・シンハー、シャルマン・ジョシらが共演。2010年、インドの宇宙事業の威信をかけたロケット打ち上げが失敗し、
責任者のラケーシュ(アクシャイ・クマール)とタラ(ヴィディヤ・バラン)は閑職の火星探査プロジェクトに追いやられてしまう。
その後タラは、家事をヒントに探査機を火星に送るアイデアを発案し、少ない予算ながらプロジェクトの始動を認められる。
チームスタッフは経験の浅い女性たちばかりで意欲も低かったが、ラケーシュの指揮とタラがまとめた彼女たちの節約アイデアで、
低予算でも火星探査機打ち上げを成功させるべくチームは団結する。
【感想】
ロケットが打ち上がり、轟音はすぐに微かになり、あっという間に空の彼方へ。
この一瞬に立ち会うための膨大な時間、労力、予算を取り扱った映画は数多有り、またいずれも傑作揃い。
そのくらい夢があり、心震わせる要素がもとより満載のテーマ。
ちょっとくらいの傑作では評価されにくいことを承知で挑んだろうこの作品、もちろん傑作でした!
まず設定が何より新鮮、かつ上手い。
天才集団の特異性をあえて排除、普通っぽさに焦点を定め、
日々の生活に近いところから発展させる手法でロケット開発という大きな構図を描くのはさすが数学大国インドの閃きを感じました。
科学分野における女性の社会進出の描き方も適度なチューニングで描かれており、ここも胸が熱くなる、スパイスの効いた感じ。これもさすがインド。
作品の性質上「ドリーム」と比べたくなりますが、
「「プロフェッショナル」とはなんぞやという方程式の解きかたはマンガルのほうが美しい。
ちょっと国威発揚映画っぽいところ、ロケット発射シーンの環境はあれあれ?とは感じましたが間違いのない秀作。
仕事に悩んだときなぞにまた観返そうとおもいます。
【評価点・つけるとしたら】
☆4.1です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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