こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2021年89本目】映画「ウォーデン・消えた死刑囚」観ました。
【解説・あらすじ】
1960年代のイランを舞台にしたサスペンス。
新しい刑務所への囚人移送が迫る中、こつぜんと所内から姿を消した死刑囚の捜索に奔走する刑務所所長を描く。
監督と脚本を務めるのはニマ・ジャヴィディ。
ナヴィド・モハマドザデーとパリナズ・イザディアールらが出演している。1966年、イラン南部。
刑務所の所長を務めるヤヘド少佐(ナヴィド・モハマドザデー)は、空港建設のために囚人たちを新しい刑務所に移送して退去する任務を与えられる。
それほど困難な任務ではない上に遂行すれば大きな出世ができると考えていたヤヘドだったが、死刑囚の1人が行方不明になってしまう。
ヤヘドは所内を徹底的に調べ上げることを決め、死刑囚を担当していた女性ソーシャルワーカーを呼び寄せる。
ひそかに思いを寄せていた彼女と死刑囚の足取りを追う中、自身の正義や良心を揺さぶる問題に直面する。
【感想】
ただの脱走物ではない、重厚な社会派ドラマ。
のハズだったのですが、、、、。
出世のために非情に徹する所長と、冤罪から死刑囚を救いたいソーシャルワーカーの対立軸はなるほど興味深いし、
主人公の「存在」の表現方法などなかなか斬新。
一方、追いつ追われつといったサスペンスの部分では正直スリルに欠け、画作り的にも同じようなシーンの連続、時系列もわかりにい。
結果、大掛かりな鬼ごっこを観ているような雑な印象になってしまいました。
荒削り、と言ってしまえばそこまでなのですが、もう少し背景を序盤で整理しちゃったほうが観やすかったかな、、、。
【評価点・つけるとしたら】
☆3.4です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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