こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2021年93本目】映画「まともじゃないのは君も一緒」観ました。
【解説・あらすじ】
成田凌と清原果耶が共演するコメディードラマ。
予備校講師と教え子のやり取りを通して、コミュニケーションのすれ違いやズレなどを描き出す。
メガホンを取るのは前田弘二。
オリジナル脚本を前田監督作品や『そこのみにて光輝く』などの高田亮が手掛ける。予備校で数学を教える大野康臣(成田凌)は、独身で恋人もいないが、結婚願望は持っていた。
しかし、女の子とデートをしてもコミュニケーションがうまくできない。
康臣は自分のことを普段から「普通じゃない」と言う教え子の秋本香住(清原果耶)に、
どうしたら普通になれるか教えてほしいと頼み込む。
【感想】
「普通とはなにか」。
実に深遠なこのテーマを恋愛をモチーフに切り込む意欲作でした。
まず脚本、演出ですが、まあまあそういう結論になるんだろうなと予想通りではあるんです。
それらを台詞の掛け合い、リズム、温度差、緩急などを織り交ぜ飽きさせない設計で持っていく。上手です。
コメディなので笑いの「質」も重要なのですが、ゲラゲラというよりはクスクスといった感じ。
ホッコリ感もありこれもまた良し。
価値観としての「普通」のあり方の提示、結論も共感できました。
評価が分かれそうなところは、成田凌、清原果那、二人の演技が飛び抜けてること。
主要キャスト残り二人は軽薄過ぎる、ゆるすぎる。
これは力量差をそのまま撮ったのか、演出上のメリハリのつもりなのか気になるところでした。
ともあれ、ひっさびさの良質なコメディ。
おすすめでございます!
【評価点・つけるとしたら】
☆4.0です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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