こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2021年101本目】映画「キルチーム」観ました。
【解説・あらすじ】
アフガニスタンで実際に起きたアメリカ軍兵士による民間人殺害事件を基に、戦場の現実を描いたドラマ。
アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞にノミネートされた『最期の祈り』などのダン・クラウス監督が、
同事件を題材に撮り上げたドキュメンタリーを自ら映画化。
正義感と忠誠心のはざまで葛藤する主人公をナット・ウルフ、
彼の上官をアレキサンダー・スカルスガルドが演じるほか、アダム・ロング、ロブ・モローらが出演する。正義感と愛国心を胸にアフガニスタンに渡ったアンドリュー(ナット・ウルフ)は、
爆死した上官の代わりに赴任してきたディークス軍曹(アレキサンダー・スカルスガルド)率いる部隊に所属することになる。
歴戦の猛者として名高い彼に尊敬の念を抱くアンドリューだったが、ディークスが治安維持と称して証拠もなく民間人を殺害していた事実を知ってしまう。
アンドリューが罪悪感に苦しむ様子に気付いたディークスは、彼の忠誠心に疑念を抱く。
【感想】
人間の生存において「連帯」とは確かなキーワードで、とくに「戦場」では必要不可欠な命綱。
それはわかる。
わかるのですが、描かれているのは「俺もやったんだからお前もやれ、仲間だろ」という欺瞞。
命の重さに軽重をつけ、狩りでも楽しむように与奪していく様は率直に言って醜悪。
職務を超えた行為のおぞましさにはたとえこれが映画という創作物であったとしても許しがたい気持ちになりました。
映画そのものについては、もう少し主人公の葛藤や、告発への壁といった部分を突き詰めて表現してほしかった。
思ったよりあっさり、でした。
【評価点・つけるとしたら】
☆3.5です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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