こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2021年106本目】映画「アナザーラウンド」観ました。
【解説・あらすじ】
アルコールをめぐる仮説を証明するため、酒を飲み続ける実験に挑む中年男たちの行く末を描いた異色作。
『偽りなき者』のトマス・ヴィンターベア監督、脚本のトビアス・リンホルム、主演のマッツ・ミケルセンが再び組んだ。
同作に出演したトマス・ボー・ラーセン、ラース・ランゼのほか、マグナス・ミラン、マリア・ボネヴィーらが共演。
第93回アカデミー賞で監督賞と国際長編映画賞に選出されたほか、数多くの映画賞で高い評価を獲得した。さえない高校教師マーティン(マッツ・ミケルセン)と同僚3人は、
ノルウェー人哲学者が主張する「血中アルコール濃度を一定に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」という理論を確かめる実験を開始。
仕事中でも構わず酒を飲み続けほろ酔い状態を保つと、授業も楽しくなり生徒たちとの関係も良くなっていく。
仕事だけでなくプライベートも好転するかと思われたが、実験が進むにつれて制御が利かなくなってしまう。
【感想】
アルコールを過剰摂取するとどうなるか?
まあ崩壊するのですよ、、、。
このテーマの作品は結構あり、だいたい痛快コメディ-展開するか、暗い転落の物語に落ちるかの2択。
今作もその類いかな?と思っていたのですが、そこは「偽りなき者」のトマス・ヴェンダーベア監督、そしてマッツ・ミケルセン!
アルコールの闇の向こうから人間関係の複雑さ、友情や愛情の美しさをしっかりと照らし出す、一筋縄ではいかない構成、演出。
僕自身はお酒は嗜む程度なので大酒飲みの気持ちはわかりにくいのですが、
それでも酔いたい気持ちが伝わってくる、
飲んでないのに鑑賞後飲んだような心地よさの残る作品だあったと思います。
【評価点・つけるとしたら】
☆4.0です。ラストのラスト、マッツミケルセンの大見せ場、大団円に心震えました!
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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