こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2021年117本目】映画「悪なき殺人」観ました。
【解説・あらすじ】
第32回東京国際映画祭で観客賞と最優秀女優賞を受賞したサスペンス。
偶然の連鎖が、フランスの人里離れた町で女性失踪事件を引き起こす。
監督はドミニク・モル。
ドゥニ・メノーシェ、ロール・カラミー、ダミアン・ボナールのほか、
ナディア・テレスキウィッツ、バスティアン・ブイヨン、ギイ・ロジェ・“ビビーゼ”・ンドゥリンらが出演する。舞台はフランス。
山間にある人里離れた町で、吹雪の夜に一人の女性が失踪し、何者かに殺されて見つかる。
農夫のジョゼフ、彼と不倫しているアリス、その夫であるミシェルが疑われるが、彼らはある偶然の出来事で事件とつながっていたのだった。
【感想】
ストーリーはきっちりとしたサスペンス。
かなり複雑な構造で、一つの死(殺人)をめぐり主要5人が錯綜する、二重三重を超えた五重構造。
ちょっとでも目を離すと途端に置いてきぼり。けっこうな集中力が試されます。
ロケーションもフランスとコートジボアールを行ったり来たりします。
多少の地理感覚、フランスとアフリカの関係性や経済格差の知識はあったほうが理解がしやすいでしょう。
俳優陣も多士多彩。
よく見る方々、実力派で揃えた本気モード。
これだけでも相当な見応え。
愛を求めるも、応えてもらえない。
存在の素っ気なさ。
報われなさとでも言えばよいのでしょうか。。
胸に迫る、深く刺さるものがありました。
強いて言うなら邦題。
原題を直訳すると「動物だけが知っている」。
からの、ネタバレ感のすさまじさ&ミスリード。。
みんな「悪なき】とまでは言えないよね、、、、。
【評価点・つけるとしたら】
☆3.8です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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