こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2022年6本目】映画「孤狼の血LEVEL2」観ました。
【解説・あらすじ】
柚月裕子による小説を白石和彌監督が映画化した続編で、前作から3年後の物語をオリジナルストーリーで描く犯罪ドラマ。
亡き先輩刑事の跡を継ぎ広島の裏社会を取り仕切るようになった若き刑事が、刑務所を出所してきた暴力団員と火花を散らす。
前作で新人刑事を演じた松坂桃李や彼と対峙する暴力団組長役の鈴木亮平のほか、村上虹郎、西野七瀬、中村梅雀、吉田鋼太郎などが出演する。広島県警呉原東署刑事二課の日岡秀一(松坂桃李)は、マル暴の刑事・大上章吾に代わり、広島の裏社会を治めていた。
しかし、上林組組長の上林成浩(鈴木亮平)が刑務所から戻ったことをきっかけに、保たれていた秩序が乱れ始める。
上林の存在と暴力団の抗争や警察組織の闇、さらにはマスコミのリークによって、日岡は追い詰められていく。
【感想】
果たしてLVEL2はLEVEL UP するのか?!
大きな期待と少しの不安を感じながら鑑賞しました。
まずストーリー。
ヤクザと警察がズブズブ、という基本中の基本をまずしっかり抑え。
その上で東京や大阪といた都会でもなければ、ロードサイドが主戦場の地方都市でもない、
このジャンルでは特別のアイコン、「広島」をしっかりしゃぶり尽くす。
前作のテンションの踏襲といた点ではまず成功と感じます。
そしてキャスティング。
松坂桃季、鈴木亮平はともに怪演!
村上虹郎&西野七瀬もジャストな配役、ヤクザ映画に必要なキャストは全員出てるオールスター感。
満腹できます。
気になったのは2点。
まず設定。
鈴木亮平演じる上林のキャラクターは正直ヤクザの凄みとかじゃない別のレイヤーのもの。
組織と組織、そこからはみ出る個人と個人のぶつかり合いが見どころの映画なんですが、結構な違和感を感じまた。
次に構成。
アクションの比率が終盤やけに大きく、ちょっと間延び。
またラストの回収も大急ぎ感あり。
ラストのラストも、あのシーンいる?と感じました。
もうちょと洗練された映画にもなったであろう本作ですが、それでも演技合戦、いや演技戦争がしっかり観れた満足感は十分。
LVEL3もあるのかな?あっても良いかなとは思いました。
【評価点・つけるとしたら】
☆3.9です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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