こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2022年7本目】映画「プロミシングヤングウーマン」観ました。
【解説・あらすじ】
女優、エメラルド・フェネルが監督と脚本を務めたサスペンスドラマ。
輝かしい未来を歩もうとしていた女性が、ある出来事を契機に思わぬ事態に直面する。
キャリー・マリガン、ボー・バーナムのほか、ラヴァーン・コックス、アリソン・ブリーらが出演する。明るい未来が約束されていると思われていたものの、理解しがたい事件によってその道を絶たれてしまったキャシー(キャリー・マリガン)。
以来、平凡な生活を送っているように思えた彼女だったが、夜になるといつもどこかへと出かけていた。
彼女の謎めいた行動の裏側には、外見からは想像のできない別の顔が見え隠れしていた。
【感想】
ポイスン&ポップな復讐劇!
まずストーリー。
有望(プロミシング)な若き女性二人の友情を奪い去るこれまたプロミシングな男性、そして社会に強烈な鉄槌を下す、リベンジストーリー。
演出は非常にスピーディーでメリハリが効いて、サスペンスとしてはとても痛快で、新鮮な脚本。
一方、主眼であるジェンダー的要素を汲み取るにあたっては正直少し薄味、深みが足りず。
もうひとりのプロミシング、ニーナの扱いというか、表現にももう少し踏み込んでいただきたかった。
全体のキャスティング、その演技演出についても、少しあざとく感じ、ちょっとリードの仕方にムリ感じました。
ラストに至る巧みな脚本、音楽や画作り、衣装といったディテールは非常に優れていて、
総じて満足できたのですが、いずれも「単品」をそれぞれ食べた印象で「コース」として味わいにくく。
お腹いっぱいにはならず、です。
【評価点・つけるとしたら】
☆3.8です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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