こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2022年54本目】映画「シング・ネクストステージ」観ました。
【解説・あらすじ】
コアラのバスター・ムーンが運営するニュー・ムーン・シアターは連日満席で、
ブタのロジータとグンター、ヤマアラシのアッシュ、ゾウのミーナら出演者は大人気。
地元で成功を収めながらも、バスターには聖地クリスタル・タワー・シアターで新しいショーを披露するという夢があった。
そのためにはクリスタル・エンターテイメント社のジミーのオーディションに合格しなければならなかった。ミュージカルアニメ『SING/シング』の続編。
新たなショーを披露したいという、コアラの支配人バスター・ムーンの夢をかなえるために仲間たちが協力する。
ガース・ジェニングスが続投。
マシュー・マコノヒーやリース・ウィザースプーンら前作のメンバーに加え、
U2のボノらもボイスキャストで参加する。
【感想】
圧巻の前作超え!
楽曲へのリスペクト、ステージへの情熱が僕の琴線に触れまくり!
まずは脚本、ストーリーについて。
これは前作がオーディションが主眼だったのに対し、
今回はバックステージの割と細かなところ、いわゆる裏方仕事にかなり重心を置き、
舞台とは「人が作る」ことを強く主張。
そこからの実際の舞台を見せる、魅せる構成は絶妙なバランスでした。
次にキャストだったり演出だったり。
まず、何と言っても選曲が素晴らしい!
原曲のアーティスト同士の関係性さえ視えてくるような、
リスペクト、リスペクト、リスペクト!
どこに目を向けても尊敬しか感じられない多幸感。
歌唱を担ったボイスキャストの中には、ああああああ、ボノまでもぉぉぉおおお!
これでグッと来ない訳がない。
正直、ずるい。
ズルすぎる演出!
強いて言えば、
・まあバジェットの問題もあるのでしょう、どれもこれももっと聴きたい、より短めの歌唱。
・ストーリー的に動機が軽薄に感じたり、舞台設定が場当たり的だったり。
・ボノ、あああ、もう一曲、できれば「あの曲」を歌ってほしかった!!
ぐらいが不満点。
さてさて。
学生時代ま遡れば、僕も「あの頃の演劇青年」。
舞台に掛ける情熱も、失った喪失感も、両方忘れていたように思います。
ラストに至る熱気。
客席との一体感。
帰りの電車、火照った気持ち。
何もかもを思い出すには短すぎる2時間あまり。
琴線は触れるどころか、しっかりかき鳴らされました。
よい時間、良い体験だったと思います。
**あの曲**
【価点・つけるとしたら】
☆4.2です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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