こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2022年77本目】映画「THE FIRST SLAM DUNK」観ました。
【解説・あらすじ】
バスケットボールに青春をささげる高校生たちの人間的成長を描いた、井上雄彦の人気コミックを映画化したアニメーション。
ボイスキャストは宮城リョータ役の仲村宗悟、三井寿役の笠間淳、流川楓役の神尾晋一郎、桜木花道役の木村昴、赤木剛憲役の三宅健太などが名を連ねる。
監督と脚本を原作者の井上自身が担当する。
【感想】
最高にアガるオープニング、最高にエモいエンディング!
原作ファンをねじ伏せ、原作未体験者をも唸らせる、スポーツアニメの一つの頂点!
まず、ストーリー。
原作ファンならお馴染みすぎる、正しく伝説の湘北vs山王戦。
この前後半40分を余すところなく再現。
そこに宮城を中心とした主軸のストーリー、
各キャストの立ち位置を際立たせるサブストーリーをしっかり差し込んでいくのですが、
このさじ加減が絶妙。
くどくなく、かといって説明不足でもないので原作ファンならずともストーリーに没入できます。
そして演出。
アニメーションにまだこの手法があった!
まさしく井上雄彦ここにありの手法で勝負してくるオープニング!
これには思わず立ち上がりそうになりました。(劇場なのに、)
さらに他のスポーツアニメにない、生身感の表現。
反則ギリギリのシーンやトラッシュトーク、見切り合いなどはまさに「試合」そのもの。
さらにバッシュと床の擦れる音や、体がぶつかり合う鈍い音、
声援の音量といったところまで緻密に作り込まれていて、臨場感が凄まじい。
さらにさらに、他のスポーツストーリーと一線を画すのは「疲労」の表現。
ちゃんと、キャラクターが疲弊し、プレーの精度が落ちてくるあたりには強い作家性を感じました。
劇伴も強烈!
オープニングのThe Birthday、エンディングの10-feet この実力派ロックバンドの渾身の二曲に全振り。
試合中の、進行するヒューマンストーリーとのコントラスト!
最高の二曲をありがとうとしか言えないです!
強いて言えば、
・それでも原作を読んでおいたほうがわかりよいだろうな、、、
とか
・山王側、ポジションわかりにくいなぁ、、
とか思うところはあるものの、それすら無粋。
ここは素直にぶち上がる、今年最後にふさわしい作品、珍しくリピートするかもです!!
【価点・つけるとしたら】
☆4.4です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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