こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2023年26本目】映画「猫は逃げた」観ました。
【解説・あらすじ】
レディースコミック作家の町田亜子(山本奈衣瑠)は雑誌編集者の松山俊也(井之脇海)と肉体関係を持ち、
彼女の夫で週刊誌記者の広重(毎熊克哉)も同僚の真実子(手島実優)と浮気している。
夫婦仲は冷え切り離婚寸前の二人は、飼い猫のカンタをどちらが引き取るかでもめていた。
そんな中、カンタが姿を消してしまう。飼い猫の引き取りをめぐってもめる離婚寸前の夫婦と、それぞれの恋人が繰り広げる恋愛ドラマ。
今泉力哉監督と城定秀夫監督が、互いに脚本を提供するコラボレーション企画の一作で、本作では今泉が監督を担う。
モデルや雑誌編集など多岐にわたって活動する山本奈衣瑠、毎熊克哉、手島実優、井之脇海のほか、
中村久美、お笑いコンビ「オズワルド」の伊藤俊介らが出演する。
【感想】
そりゃー猫も逃げるわー、逃げたくなるわー。。
まずストーリーだったり、脚本だったり。
「猫は逃げた」という出来事をスイッチに、交錯する人間関係、その感情の交錯を巧みに描写。
ケレン味がなく、後半に向けてのスピード感もあり、プロットの回収も的確。
今泉流ラブコメの本懐、此処にあり、です。
そして演出、演技。
まずキャスティングが絶妙。
猫も含めて絶妙。
主要4人が結構難し目のセリフ廻しを余裕でこなし、さらに各々の個性で味付けてくる。
ときおり見せるネコ目線、隠し味の仕込み方もこれまた良いさじ加減。
会話劇としての面白さをきっちり撮り切る職人・城定監督の真骨頂を感じることができます。
さて。
「不倫修羅場モノ」はすでにジャンル化されていて、
すでにすべてのパターンは出尽くしていると思っていたのですが。。
いやいやまだこの手があったとは。
猫&不倫という新しいジャンルを作った?と言える?快作でした。
(追記)
猫かわいい!
猫かわいいいい!
猫かわいいいいい!
【価点・つけるとしたら】
☆3.8です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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分