こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2023年36本目】映画「AIR」観ました。
【解説・あらすじ】
1984年。
経営難に陥ったナイキで、ソニー・ヴァッカロ(マット・デイモン)はCEOのフィル・ナイト(ベン・アフレック)にバスケットボール部門の立て直しを命じられる。
マイケル・ジョーダンというまだNBAデビュー前の新人選手に目を付けたソニーは、周りに反対されながらも彼に社運を賭けた依頼をする。ベン・アフレックとマット・デイモンが共演し、ナイキのシューズ「エア ジョーダン」の誕生秘話を描いたドラマ。
1984年、経営難だったナイキのバスケットボール部門の担当者が、NBAデビュー前の新人選手マイケル・ジョーダンに一発逆転を賭けた取引を持ちかける。
監督をアフレックが務め、ジェイソン・ベイトマンやヴィオラ・デイヴィスなどが共演する。
【感想】
これぞ正統派!由緒正しきお仕事ムービー!!
まずストーリー。
「実話に基づく」、時系列通りに追った構成。
しっかりとした骨格、筋肉質な、といったワードが似合うしなやかで無理のない進行。
わかりやすさを追求した無理のないセリフ回し。
「何を伝えたいか」をシンプルに突き詰めたケレン味のなさ、さすが。流石すぎます!
そして演出だったり演技だったり。
ベン・アフレックとマット・デーモンの共演というだけでも必見なのに。
それぞれがしっかりと役にアプローチ。
互いを引き立て合う、見どころを相殺しない事にこだわった演技プラン。
控えめに言って眼福です!
さらにバスケットボールのマーケティングに革命を起こしたと言っても過言ではない、
アイコン「マイケル・ジョーダン」の使い方,魅せ方も超絶妙。。
時代の空気感も見事に写しきった映像も含めこれまたお見事!お見事すぎます!!
強いて言えばなんですが、
事実にこだわるあまり結構あっさり?に感じるところがあったり、
王道過ぎて意外さは少ない、
のはちょっとだけ気になりました。
さてさて。
小さな会社が大きくなっていく、のは誰もがときめくサクセスストリー。
期待するのはまさに奇跡の瞬間!のはずなんですが、、。
実際には
ほんのちょっとのひらめき、
誠心誠意の交渉、
職人のこだわり、
経営者の社員への信頼。
地道だったり、実直だったりといったことは地味で、ドラマ性は低いはずなのに。
ヒーロだけが世界を変えるわけじゃない。
僕が、あなたが、世界を変える。
この揺るぎのない事実にやっぱり心が震えました。
「僕だって」となにやら力漲る作品だったと思います。
【評価・付けるとしたら」
4.0です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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