こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2023年78本目】映画「SISU/シス 不死身の男」観ました。
【解説・あらすじ】
第2次世界大戦末期のフィンランドを舞台に、一人の老兵がナチスドイツの戦車隊と激闘を繰り広げるバイオレンスアクション。
監督を務めたのはヤルマリ・ヘランダー。
ヨルマ・トンミラが不死身の老兵を演じ、
アクセル・ヘニー、ジャック・ドゥーランのほか、ミモサ・ヴィッラモ、オンニ・トンミラらが出演する。第2次世界大戦末期の1944年、ナチスドイツに国土を焼き払われたフィンランド。
金塊を掘り当てた老兵アアタミ・コルピ(ヨルマ・トンミラ)はいてつく荒野を旅する途中、
ブルーノ・ヘルドルフ中尉(アクセル・ヘニー)率いるナチスドイツの戦車隊に遭遇し、金塊も命も奪われそうになる。
かつて祖国に侵攻したソ連兵を撃退した伝説の兵士であるアアタミは、
持っていた1本のツルハシと不屈の精神“SISU”を武器に、次々と敵を血祭りに上げていく。
【感想】
合理性?それって大事?何もかも忘れて「不死身」に酔いしれる90分!!
まずストーリー。
第二次世界大戦末期の北欧、フィンランドが舞台。
雄大すぎ、荒涼すぎの大自然をバックに、完全悪のナチス相手に老兵が大暴れ。
「潔い」とはまさにこのこと。
余計な心理描写や台詞を完全排除したシンプルすぎる脚本です。
そして演出。
ツルハシ一本で始まったナチス退治はどんどんスケールアップ!
まあ強い!
ほんとに死なない!
不屈の精神だけでは説明のつかない豪腕ぶりにはただただ感服するばかり。。
激しい描写もありますが、それもまた作風にジャストミート!
ムダというムダを削ぎ落とし、なんだったら観客の想像力をも切り捨て、アクションの可能性をぶち上げる!!
すげーな、、としか言い様がありません。。
さて。
こういう映画は合理性とか信憑性、リアルとか史実とかを追うのはホント野暮。
あんなにゴロゴロ金塊出てくるの、とか、金が軽々運ばれるのなーぜなーぜ、とかホント野暮。
時には頭を軽くして自分にはない暴力の波にのまれる、のも悪くはないなと感じる時間。
大変、悪くなかった!です(*^_^*)
【評価・つけるとすれば】
3.9です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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