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アルシオン通信

Alcyon Blog

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2020年02月24日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年16本目】映画「WE ARE LITTLE ZOMBIES」観ました。

解説・あらすじ:
『そうして私たちはプールに金魚を、』が第33回サンダンス映画祭短編部門グランプリを受賞した長久允監督の長編デビュー作。
感情を失った子供たちが、音楽を通じて成長していく姿を描く。
『そして父になる』などの二宮慶多、『クソ野郎と美しき世界』の中島セナらが少年少女を演じ、
佐々木蔵之介、工藤夕貴、池松壮亮、佐野史郎、菊地凛子、永瀬正敏らが共演した。

両親を亡くし火葬場で出会ったヒカリ(二宮慶多)、イシ(水野哲志)、タケムラ(奥村門土)、イクコ(中島セナ)は、
感情を失った自分たちの心を取り戻すため、それぞれの家を巡り始める。
やがてたどり着いたゴミ捨て場で、LITTLE ZOMBIES というバンドを結成。
そこで撮った映像が話題を呼び、社会現象になるほどのヒットを記録する。

感想:
無名の子役を実力派俳優陣で脇を固める、結構豪華な映画でした。
冷めた語り口調、無機質感、モノローグの組み合わせを基調に、
ビビットな映像を織り込んでいく活写はとても新鮮で、良い意味でとても異色。
行きていくのに必死なオトナの業の深さと、どこまでもクールなコドモの理性の対比も興味深かったです。
なにより、音楽・劇伴の取り扱いが絶妙。
エモい!すっごいエモい!

そうして私たちはプールに金魚を、」(27分くらいの短編です、こちらも必見!)も合わせてみましたが、
監督の作家性には震えるものがありました。
今後も大注目だと思います。

【評価点・つけるとしたら】

☆3.8です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

もちろん「オススメ☆」です♪
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by alcyon | 映画観た
2020年02月21日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年15本目】映画「プロメア」観ました。

解説・あらすじ:
アニメ「キルラキル」の今石洋之監督と脚本の中島かずきが再び組んだ劇場版アニメ。
炎を自在に操る集団によって危機に陥った世界を舞台に、主人公と宿敵の戦いが描かれる。
ボイスキャストは『聖の青春』などの松山ケンイチ、『BLEACH』などの早乙女太一、
ドラマ「半沢直樹」などの堺雅人のほか、声優の佐倉綾音、吉野裕行、小山力也、小清水亜美ら。

炎をコントロールできる突然変異のミュータント“バーニッシュ”の出現で、
全世界の半分が焼失した大惨事「世界大炎上」から30年後、“マッドバーニッシュ”を名乗る攻撃的な集団が再び世界を襲う。
そしてバーニッシュ対策の高機動救命消防隊“バーニングレスキュー”の熱血新人隊員ガロ・ティモスと、
マッドバーニッシュを率いるリオ・フォーティアの戦いが始まる。

感想:
独特な世界観、際立った色彩、突き抜けた音楽で綴る、異色のアニメーションでした。
はじめはその独特の色彩になかなか慣れることができずちょっと苦労しましたが、
越えれば結構な中毒性、、。
お話の筋も現代にも置き換えられる普遍的なテーマを扱っていて興味深かったです。
ただ、結論がシンプルすぎ、そこまで勧善懲悪に仕上げなくても、、、と感じるところもあり、
映画的余韻のようなものには少し物足りなくも感じました。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.7ぐらいです。ボイスキャストも俳優声優は少し浮いて感じました。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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by alcyon | 映画観た
2020年02月18日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年14本目】映画「火口のふたり」観ました。

解説・あらすじ:
直木賞作家の白石一文の小説を原作にした衝撃作。再会した男女が、次第に愛の嵐にのみ込まれていく。
『大鹿村騒動記』などの脚本家で、『この国の空』では監督を務めた荒井晴彦がメガホンを取る。
『素敵なダイナマイトスキャンダル』などの柄本佑と『彼女の人生は間違いじゃない』などの瀧内公美が主人公の男女を演じる。

東日本大震災から7年目の夏、離婚し、再就職先も倒産してしまった永原賢治(柄本佑)は、
かつて恋人だった佐藤直子(瀧内公美)の結婚式に出るため郷里の秋田に帰省する。
久々に再会した賢治と直子は、ふとしたきっかけでかつてのようにお互いを求め合う。

感想:
最初から最後まで、人間の三大欲求、特にエロスを貫いた作品でした。
その徹頭徹尾ぶり、もはや清々しいほど。
俳優二人の演技もまさに体当たり。
身体表現が言葉を越えてゆく、静かな雄弁さは圧巻。
特に瀧内さんの肉体的説得力には絶句しました。
残念だったのはお話の急激な破綻ぶり。
その結末はかろうじて受容したとしても、
尺の長さからすればもう少しうまく着地できたのではと感じました。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.7です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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by alcyon | 映画観た
2020年02月17日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年13本目】映画「ガリーボーイ」観ました。

解説・あらすじ:
インドのヒップホップアーティスト、Naezyの軌跡をベースにしたヒューマンドラマ。
スラムに生まれ育った青年がヒップホップと出会って希望を見いだす。
メガホンを取るのは『慕情のアンソロジー』などのゾーヤー・アクタル。
『パドマーワト 女神の誕生』などのランヴィール・シン、
『スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!』などのアーリヤー・バットらが出演する。

大学生のムラド(ランヴィール・シン)は、ムンバイのスラム街に生まれた。
彼は学費を送ってくれる両親に黙って裕福な家の娘と交際し、地元の悪友とつるんでいた。
ある日、大学のキャンパスでフリースタイルのラップパフォーマンスをする学生 MC Sher(シッダーント・チャトゥルヴェーディー)と出会ってラップに魅せられた彼は、
フリースタイルのラップ大会での優勝を目指す。

感想:
率直に言って「大好物」!
貧困層からの脱出をマイク一本で目指す、青春成長ストーリーでした!
肝心の音楽はヒップホップカルチャーに疎い僕のような新参者でも「よく分かる」安心設計。
ストーリーも家族や恋人との関係で悩む姿や、友との出会い、
「恨みつらみのない」正しいライバル関係、、、。
とてもバランス良くまとまっていたと思います。
更にはインドにおける格差問題や因習といったストーリーもしっかり絡め、
これは僕の、私の物語だと深く突き刺さる展開。
多様性を保ちながら、且つ、普遍的なものに昇華させていたところは、
インド映画の深さを感じずにはいられませんでした。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.8です。惜しむらくはせっかくの音楽、録音の良くないところが何箇所かあり、あれー、どうして?そこだけマイナスです。。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
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by alcyon | 映画観た
2020年02月14日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年12本目】映画「グレートバトル」観ました。

解説・あらすじ:
唐による高句麗侵攻を題材に、大軍に立ち向かった高句麗・安市城の戦士たちを描いた歴史アクション。
『僕のヤクザみたいな恋人』などのキム・グァンシクがメガホンを取り、
『銀魂』などのチャン・ジェウクが武術監督を担当した。
実際に存在した伝説の武将を『ザ・キング』などのチョ・インソンが演じ、
ナム・ジュヒョク、パク・ソンウン、ペ・ソンウらが共演した。

西暦645年。
朝鮮半島の支配をもくろむ唐の皇帝・太宗(パク・ソンウン)は、
20万人を超える大軍を率いて高句麗へと攻め込み、都の平壌を目指そうとしていた。
各地の城が次々と陥落していく中、安市城の城主ヤン・マンチュン(チョ・インソン)は、
国、そして高句麗の民を守るため、わずか5,000人の兵を率いて戦いに挑む。

感想:
史実に基づく歴史大作でした。
まず、なにより脚色がうまい!
危機の連続性や戦闘シーンのバラエティの豊かさでハラハラ・ドキドキさせ、
見る者の感情を揺さぶる巧みな人物描写で涙を誘う。
特に「豪胆で武に長けて、それでいて人情に厚く民に慕われる」城主の設定は本当に見事で、普遍性もあり。
予算が多いとかだけでなく、その技術、演出、全てにおいて確かに世界を見据えた基準値の高い映画だったと思います。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.9です。ただ、もう少し戦闘シーンに血がほしいのが悩ましい、、、。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
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by alcyon | 映画観た
2020年02月12日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
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【観た/2020年11本目】映画「工作 黒金星と呼ばれた男」観ました。

解説・あらすじ:
核開発をめぐって緊迫する朝鮮半島を舞台に、北朝鮮への潜入捜査を命じられた実在のスパイの工作活動を描いたサスペンス。
両国の政治的な思惑が絡み合う中で、心理戦が繰り広げられる。
主人公を『華麗なるリベンジ』などのファン・ジョンミンが演じるほか、
『目撃者』などのイ・ソンミン、『犯人は生首に訊け』などのチョ・ジヌンらが共演。
『群盗』などのユン・ジョンビンが監督を務めた。

1992年、軍人のパク・ソギョン(ファン・ジョンミン)は北朝鮮の核開発の実態を把握するため、
コードネーム「黒金星」という工作員として北に潜入する。
3年にわたる慎重な工作活動の末、彼は北朝鮮高官や上層部と確固たる信頼関係を築く。
しかし1997年、大統領選挙をめぐる祖国と北側の裏取引によって、命懸けで行ってきた工作活動の意味が問われる事態となる。

感想:
またしてもファン・ジョンミン!
この難しい設定にこの角度からのアプローチ!
彼以外、世界の誰がこの役をリアルに感じさせることが出来るのか!
配役はまさに完璧だったと思います。

また、国と国、政治と政治、どす黒い腹のさぐりあい、その陰謀渦巻く中、
ほんの一握りの良心を掬い取ってみせる鮮やかな演出も素晴らしい。
国家の暗部に対する切り込み方、その覚悟もスタッフ陣の殺気のようなものすら感じます。

僕は映画の尺(長さ)をとても気にするのですが、全然長くも短くも感じない、実に計算された作品でした。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.1です!実話である、というのが更にお話の深さを感じさせます。

ちなみに
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by alcyon | 映画観た
2020年02月10日

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【観た/2020年10本目】映画「ディリリとパリの時間旅行」観ました。

解説・あらすじ:
『アズールとアスマール』や『夜のとばりの物語』シリーズなどのミッシェル・オスロが監督・脚本を務めた長編アニメーション。
パリにやって来た少女と配達人が、パブロ・ピカソら有名人と接しながら、少女誘拐事件の核心に迫る。
『イングリッシュ・ペイシェント』『コールド マウンテン』などのガブリエル・ヤレドが音楽を担当した。

外国に行きたかった少女ディリリは、ひそかにニューカレドニアから船に乗って、ベル・エポック時代のパリにやって来る。
博覧会で彼女は配達人のオレルと知り合い、街を案内してもらう約束をする。
一方、パリでは男性支配団を名乗る謎の組織によって少女たちが次々と誘拐されていた。
男性支配団について聞き込みをしていたディリリとオレルは、パブロ・ピカソから彼らのアジトの場所を教えられる。

感想:
本当にきらびやかな、まさにベル・エポックを切り抜いたような、美しい作画でした!

お話自体は女性の自律や子供の人権といった、
今なお解決しきれていないテーマにガッツリ噛み付く、
非常に意欲的、野心的な脚本。
そこに時代を彩ったパリの「有名人」たちや歴史的建造物がコレでもかっ!とばかりに登場!
ピカソの出てくる件や洗濯船の内側の描写、美しいドレスの数々など贅沢感半端ないです!
もちろんヒロイン、ディリリのキュートさ、聡明さも負けていません。
フレンチアニメーション、恐るべし!でした♪

【評価点・つけるとしたら】
☆3.9です!贅沢すぎて登場人物の関係性がわかりにくい?かも?

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
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2020年02月06日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
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【観た/2020年9本目】映画「パラサイト 半地下の家族」観ました。

解説・あらすじ:
『母なる証明』などのポン・ジュノが監督を務め、第72回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した人間ドラマ。
裕福な家族と貧しい家族の出会いから始まる物語を描く。
ソン・ガンホをはじめ、『新感染 ファイナル・エクスプレス』などのチェ・ウシク、
『最後まで行く』などのイ・ソンギュンらが出演。

半地下住宅に住むキム一家は全員失業中で、日々の暮らしに困窮していた。
ある日、たまたま長男のギウ(チェ・ウシク)が家庭教師の面接のため、
IT企業のCEOを務めるパク氏の豪邸を訪ね、
兄に続いて妹のギジョン(パク・ソダム)もその家に足を踏み入れる。

感想:
これはすごい!!!
まず脚本が絶妙!
コレだけの重たいテーマ、社会性の強さ、
「隠しておきたい恥部」のようなものもさらけ出し、
要所要所に伏線を張り、
きっちり回収するだけでも面白いのに!
心理描写の深みもあり、
ファンタジー要素も斜め上を行くいい意味での「破綻」もあり。
キャストの配分、演出も含め、
ここまで計算されつくされたエンターテイメントには興奮しかありませんでした。
予備情報的に韓国での半地下の存在、その成り立ちとかを知っておくとより面白みがまし、
この映画がアメリカでもヒットしている=ドメスティックなテーマではないことを意識しておくとより楽しめると思いました。
また、「ジョーカー」や「万引き家族」との比較も三種三様、とても興味深いと感じました。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.5です!今年のベストテンの一枠は早くも決定かも。

【追記】
おおおおおおっ!
なんとアカデミー4冠!
ついに映画の歴史が変わりました!
この快挙に心からの拍手を贈りたいと思います!

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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2020年02月05日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
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【観た/2020年8本目】映画「オアシス」観ました。

解説・あらすじ:
世界的に高く評価された『ペパーミント・キャンディー』のイ・チャンドン監督が、
演技派のソル・ギョングと同作で見い出した女優、ムン・ソリと再び組んだ、社会から疎外された男女の愛の物語。
本作で肉体的にも精神的にも辛い役を見事に演じ、ベネチア国際映画祭新人俳優賞に輝いたムンと、
最優秀監督賞を受賞した監督は韓国を代表する顔になった。
現実とファンタジーのバランスも絶妙な究極の愛の姿に、しばし現実を忘れる。

前科三犯のジョンドゥ(ソル・ギョング)は、出所後自分がひき逃げした被害者の家族に謝罪に行き、
重度脳性麻痺のコンジュ(ムン・ソリ)と出会う。
2人は秘かに愛を育んでいくが、周りはそれを許さない。

感想:
控えめに言って、傑作!
イ・チャンドン監督作は「シークレット・サンシャイン」「バーニング」を観ているのですが、
どれも傑作!
今作では重度脳性麻痺の女性と、うまく世の中に馴染めない男性の、純粋な恋の物語なのですが、
これがまた本当に純粋、、、。
喜怒哀楽、あらゆる感情を煮詰めて蒸留すると滲み出てくるのは愛情なのだと、
優しく語りかけてくる、そのストーリ展開や深さには心を鷲掴みにされました。
「泣かせにかかる」系の映画ではないのです。
ですが、「すごいもの」を観た事は確か。
確かな余韻、映画を見たという満足感あふれる作品だったと思います。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.3です!

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
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by alcyon | 映画観た
2020年02月04日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年7本目】映画「僕はイエス様が嫌い」観ました。

解説・あらすじ:
本作で長編デビューを飾った奥山大史が、監督・撮影・脚本・編集をこなした人間ドラマ。
主人公の少年が、自分だけに見えるミニサイズのイエス様と出会う。
子役の佐藤結良や大熊理樹をはじめ、佐伯日菜子、チャド・マレーンらが出演。
第66回サンセバスチャン国際映画祭で最優秀新人監督賞を受賞した。

祖母と暮らすことになった少年ユラは、東京から地方のミッション系の小学校に転校する。
毎日の礼拝に困惑する彼の前に、とても小さなイエス様が姿を現す。
ユラ以外の人には見えないが、
いつも彼の願いをかなえてくれるイエス様をようやく信じかけた矢先、
彼に苦難が降り掛かる。

感想:
祈れども祈れども、、、。
神はいつも願い叶えず、苦難を与え続け、、。
確かに意地悪で無慈悲、でも困ったときについつい頼りたくなる。
少年の心には重たすぎる現実をイマジナリーな神さまを通じて静かに見つめていく、
ジュブナイル感あふれる作品でした。
うん、この世界観、嫌いじゃないです。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.5です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
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☆5・・・・生涯の名作!です

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