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アルシオン通信

Alcyon Blog

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2019年12月11日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2019年116本目】映画「幸福なラザロ」観ました。

解説・あらすじ:
第71回カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞したヒューマンドラマ。
キリスト教の聖人ラザロとイタリアの詐欺事件から構想された物語で、
無垢な青年を主人公に、孤立した地で生活する村民が外の世界に触れる様子が映し出される。
監督はアリーチェ・ロルヴァケル。
新人のアドリアーノ・タルディオーロ、アルバ・ロルヴァケルらが出演する。

20世紀後半のイタリア。
純朴な青年ラザロ(アドリアーノ・タルディオーロ)は、社会と隔絶した小さな村に住んでいる。
そこの人々は、小作制度が廃止されたことを知らずにタダ働きを強いられていた。
ある日、領主の侯爵夫人(ニコレッタ・ブラスキ)の息子が誘拐騒ぎを起こし、労働搾取の実態が世に暴かれる。

感想:
最初は少し古い時代のお話なのかなと思っていたら、さにあらず。
現代の資本主義・世界経済の影を色濃く映し出した、
皮肉たっぷりの寓話でした。

富は再分配されず、
解放されたはずの階層は再構築され、
他者の犠牲をいとわず、
自分の利益を確保することで、皆いっぱいいっぱいの世界。

そこに現れた聖人ラザロは人々を救うのか、それとも絶望の象徴なのか?
ラストシーンは大きく解釈が分かれるところだと思いました。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.6です。
内容は確かに深いのですが、時系列がわかりにくく、
ちょっと冗長に感じるところもありました、、。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

もちろん「オススメ☆」です♪
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伊東のホテル|伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオン
by alcyon | 映画観た
2019年12月09日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2019年115本目】映画「僕たちは希望という名の列車に乗った」観ました。

解説・あらすじ:
『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』などのラース・クラウメ監督が、旧東ドイツの高校生たちの実話を基に描く青春ドラマ。
政治のタブーに踏み込んだ若者たちが、究極の選択を迫られる。
レオナルト・シャイヒャー、トム・グラメンツ、ヨナス・ダスラー、ロナルト・ツェアフェルト、ブルクハルト・クラウスナーらが共演。

1956年、東ドイツの高校生テオとクルトは、列車に乗って訪問した西ベルリンの映画館で、ハンガリーの民衆蜂起のニュースを見る。
クラスの中心メンバーの彼らはクラスメートに声を掛け、ハンガリー市民に哀悼の意を表し、授業中に2分間の黙とうを実施した。
だがその行為は、社会主義国家への謀反と見なされる。

感想:
何という既視感!
主題は社会主義へのアンチテーゼなんですが、
時代や場所、主義主張を変えながら、現代社会でもどうなのよ!!
と、強く投げかけてくる作品でした。
青春の葛藤、親子の関係、大人の欺瞞は本当に今も変わらぬ相似形で、
世界の問題を今尚傍観する僕らの姿勢を徹底批判しているように感じました。
最後のシーン、若者の希望、自由への渇望はいつの時代も希少価値。
また、そこからいつも時代は変わるのだと、肝に銘じたい、
後押しのできる正しい大人でありたいと強く感じました。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.0です!ドイツ映画は奥底がしれないですね、衝撃でした!

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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by alcyon | 映画観た
2019年12月08日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2019年114本目】映画「いちごの唄」観ました。

解説・あらすじ:
「銀杏BOYZ」の詞曲を基に、脚本家・岡田惠和が書き下ろした小説を映画化。
憧れのクラスメートと再会した青年が、彼女に再び思いを募らせる。
メガホンを取るのは菅原伸太郎。
古舘佑太郎、石橋静河をはじめ、和久井映見、光石研、清原果耶、宮本信子らのほか、
「銀杏BOYZ」の峯田和伸も出演した。

笹沢コウタ(古舘佑太郎)は、唯一の親友である伸二(小林喜日)と共に、
クラスメートの天野千日(石橋静河)を天の川の女神と呼んでひそかに憧れていた。
しかしある日、伸二は千日を守ろうとして交通事故に遭い、死んでしまう。
それから10年後の七夕に、コウタは高円寺で千日と偶然再会し、環七通りを散歩する。
そして毎年七夕に会う約束をした二人は、1年に1日だけ顔を合わせるようになる。

感想:
こういうストーリ、好き。
ド直球の青春映画なんですが、ちゃんとほろ苦い。
一年に一度会うという設定もちょうどよいし、キャスティングやキャラ設定も絶妙だったと思います。

個人的にはですが、、、。
過去のトラウマへのアプローチ、交通事故や災害のシーンは我が身に置き換えてしまい辛かったです、、。
快復、処方箋としての「音楽」はやはり偉大だなと感じました。

しいていえばなんですが、、。
銀杏の曲をもっと、もう4曲ぐらい使ってほしい!と思いました。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.9です!素晴らしいラストシーンでした!

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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by alcyon | 映画観た
2019年12月06日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2019年113本目】映画「ダンスウィズミー」観ました。

解説・あらすじ:
『ウォーターボーイズ』の矢口史靖が監督を務め、自身初のミュージカルに挑んだコメディー。
ミュージカルスターになる催眠術をかけられた女性が、ゆく先々で騒動を起こす。
ヒロインを三吉彩花が演じ、華麗な踊りと歌声を披露する。

一流商社に勤務する鈴木静香(三吉彩花)は、曲が流れた途端に歌って踊らずにはいられなくなるという催眠を催眠術師にかけられる。
翌日から静香は、テレビから流れる音、携帯電話の着信音、駅の発車メロディーなど、ちまたにあふれる音楽に体が勝手に反応してしまう。
なんとか術を解いてもらおうとするが、催眠術師はどこにもいなかった。

感想:
ロードムービーでバディ物、歌って踊って、泣いて笑って。
僕の好きな要素がたくさん入っているのですが、どうもしっくりこない、、。

解析していくと、やはりストーリーが薄く、
なぜにミュージカルか?というところの肝が見えて来ないし、
ラストに至る説得力も弱く。

キャスティングもちょと無駄使いというか、一人ひとりのキャラ立ちがほしいように感じました。

オープニング、山下久美子の「トゥナイト」、
ラストのサディスティック・ミカ・バンド「タイムマシーンにお願い」
は名曲かつ名シーンでしたので、もっと脚本を厚くし、
「ミュージカル嫌いの人がミュージカル好きになる」作品にしてもらいたかったです。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.3です。歌は良かったです。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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by alcyon | 映画観た
2019年12月05日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2019年112本目】映画「神と共に 第一章:罪と罰」観ました。

解説・あらすじ:
韓国のウェブコミックを原作にした、ファンタジーアクションシリーズの第1弾。
地獄の裁判で死者に付き添う冥界の使者たちの旅を描く。
『カンナさん大成功です!』などのキム・ヨンファがメガホンを取る。
ハ・ジョンウ、チュ・ジフン、キム・ヒャンギのほか、チャ・テヒョン、D.O.らが出演する。

亡くなった消防士のジャホンの前に、冥界から3人の使者が現れる。
そのカンニム(ハ・ジョンウ)とヘウォンメク(チュ・ジフン)、ドクチュンは、
ジャホンが転生するために死後の49日間に受けなければならない七つの地獄の裁判の弁護と護衛を担っていた。
使者たちは、ジャホンの生前の善行が認められ19年ぶりの貴人として転生するのは確実だと浮かれていた。

感想:
まず、圧倒されるのはそのスケール感。
どうやって用意したのかわかりませんが、
しっかり予算をかけ、世界に打って出ることを前提にした、
肝の座った制作体制にまずは驚愕しました。

お話の下敷きは
キリスト教的(七つの大罪)でもあり、
仏教的(三途の川や四十九日)でもあり。
ハイブリットな構成で、基本善人かどうかを裁判するを7回廻す物語。
骨格のしっかりした、じんわりするストーリーではあるのですが、7回は多いかな?と感じました。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.7です。このあと第二章も観る予定です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
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☆5・・・・生涯の名作!です

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by alcyon | 映画観た
2019年12月02日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2019年111本目】映画「三人の夫」観ました。

解説・あらすじ:
『メイド・イン・ホンコン』などのフルーツ・チャン監督が撮り上げた人間ドラマ。
『ドリアン ドリアン』『ハリウッド★ホンコン』に続く「娼婦3部作」最終章。
香港で語り継がれる人魚伝説をベースに、ヒロインと彼女の夫たちの奇妙な日常を映し出す。
肉感的なヒロインをクロエ・マーヤンが演じ、海、陸、空の三つのパートで物語がつづられる。

老いた漁師の夫と停泊した船で暮らすムイ(クロエ・マーヤン)の性欲は尋常ではなかった。
船上で客を取る彼女のところに通い詰めていた青年(チャン・チャームマン)は、漁師に高額な金を支払ってムイと結婚し、陸上で新婚生活をスタートさせる。
最初は問題なかったが、次第に彼だけではムイの性欲を満たすことができなくなる。

感想:

のっけから性欲爆発、全編ずーーっとセックスシーンの連続で、流石に食傷を起こすのですが、
次第に甘美に感じ、最後は芸術性とも感じるようになる、不思議な映像。。

また、メタ要素も満載、サービス満点。
民主化と自由の存亡を下敷きに、香港の行く末を暗示しているように感じるシーンも。
とりわけラスト、ラジオから流れるモノローグには、監督や出演者の「香港人」としての強い自我を感じました。

これをただのポルノと観るのか、それとも官能芸術作と観るのか。
評価が大きく分かれそうですが、
性と政、現代の鏡面として評価したいとおもいました。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.5です。

ちなみに
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2019年10月01日

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kazu_R

【観た/2019年86本目】映画「チワワちゃん」観ました。

解説・あらすじ:
「ヘルタースケルター」「リバーズ・エッジ」などで知られる漫画家・岡崎京子のコミックが原作の青春ドラマ。
遺体で発見された女性の遊び仲間たちが、今まで知らなかった彼女の素性に迫る。
メガホンを取るのは『MATSUMOTO TRIBE』などの二宮健。
門脇麦、成田凌をはじめ、玉城ティナ、村上虹郎、栗山千明、浅野忠信らが出演している。

東京の街でつるんでは、青春を満喫していたある若者グループのマスコット的存在だったチワワ(吉田志織)が、
東京湾でバラバラ遺体となって発見される。
元恋人のヨシダ(成田凌)、親友だったユミ(玉城ティナ)、
チワワが好きだったナガイ(村上虹郎)ら残された仲間でチワワのことを語り合うが、
誰も彼女の本名や素性を知らないことに気づく。

感想:
映像が派手でおしゃれ、音楽もなかなか、の青春群像劇。
ただ、登場人物の誰もが金銭や肉体関係に短絡的かなと感じました。
儚さとか焦りとか夢とかがテーマなので、そっちに重点があっても良かったと思います。
観客の若さ、感性が試されるかも、でした。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.4です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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伊東のホテル|伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオン
by alcyon | 映画観た
2010年10月01日

嬉しいお声をいただきました。ご紹介させていただきます。

こんばんは
昨日は、お世話になりました。
オーナーとお話も出来楽しい時間を過ごさせて頂きました。お料理も…
お肉のボリュームとフォグラとのヤマモモソースが、フォグラがちょっと苦手な私でもソースがまろやかで美味しかったです。
マアジのリゾーニも美味しかったですよ。
チョコ好きな私…デザートにも満足マダムによろしくお伝え下さい。
また伺いますね。
日々お忙しいですが、お体にお気をつけて下さい。
ご丁寧に有難うございました。

===================

東京都 M様 ありがとうございました!!

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「グルメも大満足!イセエビ&フォアグラプラン」

その他にもぷらんいろいろあります。

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2009年08月27日

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ありがとうございました。心より感謝しております。

夫婦ともどもより一層気を引き締めて頑張る所存です!

これからもアルシオンをどうぞよろしくお願いいたします~


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ステーキD-brite-trim.jpg

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こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
伊豆の四季やイベント、グルメ情報などを中心に、時々は好きな映画や本などのこともUPしていきます。
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連絡先はこちらまで:0557-51-5600

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