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アルシオン通信

Alcyon Blog

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2021年12月25日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2021年121本目】映画「ディア・エヴァン・ハンセン」観ました。

【解説・あらすじ】

トニー賞でミュージカル作品賞を含む6冠を獲得したブロードウェイミュージカルを映画化。
どこにも居場所のない孤独な少年の人生が、とっさについたうそをきっかけに一変する。
『ワンダー 君は太陽』などのスティーヴン・チョボスキーが監督を担当。
主人公を舞台版に続きベン・プラットが演じ、『メッセージ』などのエイミー・アダムス、
オスカー女優ジュリアン・ムーア、『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』などのケイトリン・デヴァーらが共演する。

家でも学校でも居場所のない高校生エヴァン・ハンセン(ベン・プラット)は、ある日自分宛てに書いた手紙を同級生のコナーに持ち去られる。
その後コナーは自殺し、手紙を見つけた彼の両親は、文面から息子とエヴァンが友人だったと勘違いする。
彼の家族をこれ以上悲しませたくない一心で、思わずエヴァンはコナーと親友だったとうそをつく。
彼らに聞かれるままに語ったありもしないコナーとの思い出は、人々を感動させSNSを通じて世界中に広がっていく。

【感想】
ラストのラスト、エンドロールすら見逃せなかった。。。

ストーリーはおそらく賛否が分かれるでしょう。
道義的にいかがなものか。確かに。

ただ、孤独の闇の深さ、隣合わせの生死、友情の温かさ、恋の魅惑。
何より親目線でこの作品を見つめたときに感じる思い。
存在を確かめあいたくなる気持ちには胸がつまりました。

残念だったのはミュージカル映画だったのに、「覚えて帰れる」くらいの曲がなかったこと。
ここがもっと刺されば、極めてパーソナル、この上なくショーシャルな作品にしあがったのではないでしょうか。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.0です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

もちろん「オススメ☆」です♪
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伊東のホテル|伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオン
by alcyon | 映画観た
2021年12月24日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2021年120本目】映画「皮膚を売った男」観ました。

【解説・あらすじ】

自由を求めて自らがアート作品となる契約を交わした男の運命を描き、第93回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされた人間ドラマ。
チュニジアのカウテール・ベン・ハニア監督が、理不尽な世界のありようをあぶり出す。
主演のヤヤ・マヘイニは本作で第77回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門で最優秀男優賞を獲得。
そのほかケーン・デ・ボーウ、モニカ・ベルッチらが出演する。

難民の男性サム(ヤヤ・マヘイニ)は、偶然出会った現代アートの巨匠から意外なオファーを持ちかけられる。
それは大金と自由を手に入れる代わりに、背中にタトゥーを施し彼自身がアート作品になるというものだった。
展覧会の度に世界を行き来できると考えた彼は、国境を越え離れ離れになっていた恋人に会うためオファーを受ける。
アート作品として美術館に展示され、高額で取引される身となったサムは、やがて精神に異常をきたし始める。

【感想】
冒頭と最後の猫シーンは絶対見逃せない、いわば究極の猫映画!!

ストーリーはシリアの難民問題を下敷きに封建的で硬直した社会、価値観を真正面から見据えた硬質な作り。
芸術を媒介に、「人は心を持つ生き物」だということをきっちり浮き彫りにしていく脚本の出来はまさに出色。
起承転結もはっきりしていて、人物間の関係性の描写もシンプルかつ緻密。

演出、演技も素晴らしい。

ヒリヒリした社会と枯渇した人間の対比。
母性、父性の交錯。
実直と打算。
愛と裏切り。

これらを織り交ぜながらの演出、応える俳優陣、拍手しかないです。

冒頭でも書いたとおり、二回猫が出てくる猫映画でもある今作。

猫の名前はきっと「希望」。
もしくは「自由」だろうと勝手ながら思考。

これはわすれられない一本と思います!

【評価点・つけるとしたら】
☆4.0です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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伊東のホテル|伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオン
by alcyon | 映画観た
2021年12月23日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2021年119本目】映画「ラストナイト・イン・ソーホー」観ました。

【解説・あらすじ】

ロンドンで別々の時代を生きる二人の女性の人生がシンクロするサイコスリラー。
現代と1960年代のロンドンで暮らす女性たちが、夢を通して互いに共鳴し合う。
監督と脚本を手掛けるのは『ベイビー・ドライバー』などのエドガー・ライト。
トーマシン・マッケンジー、アニャ・テイラー=ジョイ、マット・スミス、テレンス・スタンプらが出演する。

ファッションデザイナー志望のエロイーズ(トーマシン・マッケンジー)は、
ロンドンのソーホーにあるデザイン専門学校に入学するが、寮生活に向かず一人暮らしをすることに。
新しいアパートで暮らし始めた彼女は、1960年代のソーホーにいる夢を見る。
エロイーズは夢の中で、歌手を夢見るサンディ(アニャ・テイラー=ジョイ)と出会い、
肉体的にも感覚的にも彼女と次第にシンクロしていく。

【感想】
最先端の映像美と懐かしい音楽が融合するサイコスリラー?

まずストーリー。
前半は学園モノ?と思わせつつ一気にタイムリープに持っていく手法。
伏線の貼り方も巧みでよく練られた脚本です。

演出はまさしく「エドガー・ライト節」炸裂!
色彩鮮やかな映像と、60年代の音楽が見事にマリアージュ。
ファッションも含め、違和感の無さ、味わいの多彩さは圧巻。

要所のダンスシーンも大きな見どころ。
これは劇場の良い音響で!と声を大にして言いたい名シーンでした。

少しだけ物足りなく感じたのは2つ。
一つは伏線の回収が巧みなのだけど、上手い!を超えるほどでもない点。
また、サイコスリラーの売込みの割に恐怖度はそんなに、、、、な点。

それにしても普段はあまり観ないジャンルの映画。
とても新鮮な体験だったと思います。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.8です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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伊東のホテル|伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオン
by alcyon | 映画観た
2021年12月21日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのオーナーかず&マダム和美 です。
オーナー&マダム

【伊豆の観光・自然】

「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」に行ってきました♪

すっかり梅雨模様、雨の日が続くと思いきや、、、。
けっこう晴れの日も多い伊豆高原です。

先日、「ニューヨークランプミュージアム&四季の花公園」に行ってきました。

四季の花公園入口
入り口です。瀟洒な佇まい。

エントランスを抜けると海一望!

傘のオブジェ
傘のオブジェ。青空にも映えていました。

ハリネズミがお出迎え

ハリネズミがお出迎え♪

お天気はすこし曇っていたのですが、すでに菜の花も満開!!
はちみつのような甘い香り、
海の青とお花の黄色のコントラストは早くも春のよう(^o^)。

当館からは車で7-8分の距離、城ヶ崎海岸散策の時、ちょっと寄り道におすすめです!
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伊東のホテル|伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオン
2021年12月20日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2021年118本目】映画「ボストン市庁舎」観ました。

【解説・あらすじ】

『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』などのフレデリック・ワイズマン監督が、
アメリカ・マサチューセッツ州ボストンの市役所の業務を追ったドキュメンタリー。
多様な人種と文化が共存する大都市で、
警察や消防、保健衛生、高齢者支援など多岐にわたる公共サービスを行う市役所の裏側を映し出す。
市民の幸せのために奔走するマーティン・ウォルシュ市長をはじめ、
さまざまな問題に向き合う職員たちの姿を通し、住民のための行政の在り方を問いかける。

長い歴史を持ち、さまざまな人種や文化が存在する大都市アメリカ・マサチューセッツ州ボストン。
その市役所の電話窓口には道路の補修、停電などといった住民からのあらゆる要望やトラブルが持ち込まれ、
職員をはじめマーティン・ウォルシュ市長らが日々事態に対応している。
フードバンク、全米黒人地位向上協会(NAACP)との話し合い、同性カップルの結婚式、高齢者や生活困窮者への支援など、
ボストン市役所の業務は多岐にわたる。

【感想】
リヴィングレジェンド、ワイズマン監督、まさしく渾身のドキュメンタリー!!!!!

ストーリーは本当に今作のテーマ通り「多彩、多様」。

まず労働階級出身、アイルランド系移民の市長。
粉骨砕身、誠心誠意としか言いようのない働きぶり。
ノーペーパーで語るスピーチの暖かみ。
行動の力、言葉の力に圧倒されます。

次に市役所員。
まるで市長の写し鏡のような誠実な働きぶり。
そしてただ真面目なだけではない、「血の通った」、
人の存在を感じる街づくりの基礎たる人々としての役人は
その名の通り「役立つ人」。
これは羨望と言うしか無かったです。

そして何より市民。
街の主役はもちろん彼ら。
様々な問題を抱えながらも、
諦めず、めげず、意欲的、挑戦的に
人生を切り拓いてゆく姿にはただただ感動でした。。。

さてさて民主主義です。
いつからかそれは「多数決」に言い換えられ、マジョリティのための道具、分断の手法に。
そこでの「ボストン市」。

「ここではアメリカ合衆国の問題を解決できません。しかし、一つの都市が変われば、その衝撃が国を変えてゆくのです。」
ボストン市長の語るこの言葉の強さ。

多様性を受け入れ、成長を果たしてきた彼らの姿に感じる、確かな光、民主主義の可能性。

まだまだ捨てたものではない、もっと信じよう!
けして長くはない274分でした!

【評価点・つけるとしたら】
☆4.4です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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by alcyon | 映画観た
2021年12月19日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2021年117本目】映画「悪なき殺人」観ました。

【解説・あらすじ】

第32回東京国際映画祭で観客賞と最優秀女優賞を受賞したサスペンス。
偶然の連鎖が、フランスの人里離れた町で女性失踪事件を引き起こす。
監督はドミニク・モル。
ドゥニ・メノーシェ、ロール・カラミー、ダミアン・ボナールのほか、
ナディア・テレスキウィッツ、バスティアン・ブイヨン、ギイ・ロジェ・“ビビーゼ”・ンドゥリンらが出演する。

舞台はフランス。
山間にある人里離れた町で、吹雪の夜に一人の女性が失踪し、何者かに殺されて見つかる。
農夫のジョゼフ、彼と不倫しているアリス、その夫であるミシェルが疑われるが、彼らはある偶然の出来事で事件とつながっていたのだった。

【感想】

ストーリーはきっちりとしたサスペンス。
かなり複雑な構造で、一つの死(殺人)をめぐり主要5人が錯綜する、二重三重を超えた五重構造。
ちょっとでも目を離すと途端に置いてきぼり。けっこうな集中力が試されます。
ロケーションもフランスとコートジボアールを行ったり来たりします。
多少の地理感覚、フランスとアフリカの関係性や経済格差の知識はあったほうが理解がしやすいでしょう。

俳優陣も多士多彩。
よく見る方々、実力派で揃えた本気モード。
これだけでも相当な見応え。

愛を求めるも、応えてもらえない。
存在の素っ気なさ。
報われなさとでも言えばよいのでしょうか。。
胸に迫る、深く刺さるものがありました。

強いて言うなら邦題。

原題を直訳すると「動物だけが知っている」。
からの、ネタバレ感のすさまじさ&ミスリード。。
みんな「悪なき】とまでは言えないよね、、、、。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.8です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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by alcyon | 映画観た
2021年12月17日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

いよいよクリスマスですね♪

【クリスマスのお菓子:シュトーレン準備中です!】

近年、クリスマス時期になると日本でもよく見かけるようになった「シュトーレン」。
シュトーレンとは、洋酒に漬けたドライフルーツやナッツを、バターたっぷりの生地に練り込んで焼いたドイツの伝統菓子です。

シュトーレン

当館アルシオンでも12/23-12/26までデザートと一品としてご用意する予定です。
(うまくいけばちょっと前倒しするかも?です)

当館でもツリーを飾ったり、雰囲気がでてきます♪
12月25日は今年は本当に早々に満室を頂きました。
12月24日はまだ若干空室ございます。

もうご予約の方も、まだこれからの方も
伊豆高原でのロマンティックなクリスマスを当館アルシオンでぜひお過ごしください♪

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2021年12月16日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2021年116本目】映画「Mr.ノーバディ」観ました。

【解説・あらすじ】

家庭にも職場にも居場所のない平凡な中年男の覚醒を描いたアクション。
ある出来事をきっかけにロシアンマフィアとの激闘に巻き込まれていく主人公をボブ・オデンカークが演じる。
共演にコニー・ニールセン、RZAのほか、マイケル・アイアンサイド、クリストファー・ロイドらが集結。
イリヤ・ナイシュラーが監督、デレク・コルスタッドが脚本を務めた。

さえない中年男のハッチ・マンセル(ボブ・オデンカーク)は、職場では実力が評価されず、家族からも頼りない父親として扱われていた。
ある夜、自宅に強盗が押し入るも暴力を恐れた彼は反撃できず、家族に失望され、同じ職場の義弟にもばかにされる。
鬱憤を溜め込んだハッチは、路線バスで出くわした不良たちの挑発にキレて連中をたたきのめす。
この事件をきっかけに、彼は謎の武装集団やロシアンマフィアから命を狙われてしまう。

【感想】
まさしく最強、最恐!これぞ無双!
アクションをとことん突き詰めた濃密度の高い映画でした!

まず脚本。
冴えない日常、溜まってゆく鬱屈をシンプルに表現。
からの!!
一気にキレる展開は予想通りではありますがそれでもかなりの爽快感。
話がどんどん膨らんでいくストーリーも有りがちではありますが、これもテンポと構成の巧さで見事に乗り切っています。

演出、俳優陣も全員キレキレ、、、、。
テンションが非常に高く、緩急もあるジェットコースターのようなスピード感。
アクションシーン、とりわけガジェットが多彩で全然見飽きないのもさすがでした。

特筆すべきは音楽。
渋い選曲が光ります。
名曲はどんなシーンにも合うとは言いますが、こんな使い方もあるのだと再認識させられました。

減点があるとしたら、主人公のちょっと無理めな設定ぐらい。

大変楽しい時間を過ごせたと思います。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.0です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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by alcyon | 映画観た
2021年12月08日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2021年115本目】映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」観ました。

【解説・あらすじ】

南勝久のベストセラーコミックを原作にしたアクションの続編。
誰も殺さずに暮らせというボスの命令を守る暗殺者が、巨悪との戦いを余儀なくされる。
監督は前作に引き続き江口カン。
岡田准一、木村文乃、山本美月、堤真一、平手友梨奈、安藤政信らが新たに出演する。

最強の殺し屋「ファブル」として裏社会で恐れられていたものの、ボス(佐藤浩市)から誰も殺さずに一般社会に溶け込んで生きるよう命じられたアキラ(岡田准一)。
相棒ヨウコ(木村文乃)と兄妹を装い、アルバイト先のデザイン会社オクトパスの社長・田高田(佐藤二朗)と社員ミサキ(山本美月)に素性を知られることなく平穏な日々を過ごしていた。
そんな中でアキラはNPO団体の代表を務める宇津帆(堤真一)と出会い、やがて彼がターゲットから金をだまし取っては命も奪う危険人物であることを知る。

【感想】
前作に引き続き鑑賞、原作もしっかり読んでます!

とにかく原作コミックが面白い。
その世界観を崩さず、かつ映画ならではにするか?のせめぎ合いを期待。

まず脚本や演出ですが、これは本当に原作に忠実。
長いシリーズの中のどのストーリーを撮るのか、
前作との繋がりを考慮しつつ初見の観客にも解るようにするのか、
という2つの関門も難なくクリア。
世界観や細かな小ネタもしっかり拾っていて原作ファンも納得でしょう。

続いてキャスティング。
おなじみのメンバーはもはや鉄板。
脇を固める新メンバーもちょっと豪華すぎる、、、。
あくまでも演技派で揃えるあたり本気度を感じます。

一点だけ気になったのは平手友梨奈さんの「強さ」。
眼力の強さこそが彼女の魅力なのですが、
配役的にはもう少し「死んだ」役のできる方のほうがあっていたかな?とは感じました。

さてそれにしても見どころはアクションでしょう。
前回もすごかったのですが、今回もすごかった、、、。
おそらくは行政的な制約の多い国内撮影で、この水準。。
限界点に近いものを表現しきっていたのではないでしょうか。

1より2が面白いのも稀、原作に続きがある限りこのシリーズは観てみたいと思います。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.0です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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by alcyon | 映画観た
2021年12月04日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2021年114本目】映画「モーリタニアン・黒塗りの記録」観ました。

【解説・あらすじ】

モハメドゥ・ウルド・スラヒの著書を原作に描く社会派ドラマ。
弁護士たちが、アメリカ軍のグアンタナモ基地で何年も投獄生活を送るモーリタニア人青年の弁護を引き受ける。
ケヴィン・マクドナルドが監督を手掛け、ジョディ・フォスター、シェイリーン・ウッドリー、
ベネディクト・カンバーバッチらが弁護士を演じている。

モーリタニア人のモハメドゥ(タハール・ラヒム)は、アメリカ同時多発テロの容疑者として、キューバにあるアメリカ軍のグアンタナモ基地に収容されていた。
彼の弁護を引き受けた弁護士のナンシー・ホランダー(ジョディ・フォスター)とテリー・ダンカン(シェイリーン・ウッドリー)は、真相解明のため調査を開始する。
彼らに相対するのは、軍の弁護士であるステュアート中佐(ベネディクト・カンバーバッチ)だった。

【感想】
正義と正義の間に果たして真実は見つかるのか。
これが実話なことに戦慄を覚える、必見作でした。

まずストーリーの構成。
あくまでも法律の庇護のもと正義は守られるかといった点を一直線に語る切り口。
必要以上に感情論を挟まないので、こぼれ出る二人の弁護士の正義感が胸に突き刺さります。
また、憎悪と正義が交錯するときに起きる懸念に対する考察も鋭い。

そして演出。
またしてもカンバーバッチ!
“someone,but anyone” は今年の映画を代表する名台詞。
おそらく彼は大変な使命感を持ってこの役を選んだはず。
その覚悟には拍手、尊敬以外贈るものがないことすら悔しいレベル。
ジョディー・フォスターの法律を信じる執念、
モーリタニア人青年のそれでもアメリカ、敷いては人を信じる忍耐の演技。
もはやドキュメンタリーのような真実味、目を話してはいけないシーンの連続でした。

さて、それでも正義はあるのかという問題を考えると、よくぞ、とも思いました。
これが他の国、例えば忖度し放題のお国の場合、同じ結果が出ただろうかと思うと本当に心が凍る思いです。

「自由と赦すは同じ単語」

青年はそう語りましたが、僕にはそんな自信はない。きっと憎しみを残してしまう。

最後に流れるボブディランを聴きながら、自分の憎悪感情との向き合い方を心深く問いかけられる作品でした。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.2です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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伊豆の四季やイベント、グルメ情報などを中心に、時々は好きな映画や本などのこともUPしていきます。
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