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アルシオン通信

Alcyon Blog

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2020年03月18日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年27本目】映画「凪待ち」観ました。

解説・あらすじ:
『凶悪』などの白石和彌監督がメガホンを取ったヒューマンドラマ。
パートナーの女性の故郷で再出発を図ろうとする主人公を香取慎吾が演じる。
脚本を『クライマーズ・ハイ』の加藤正人が担当する。

木野本郁男(香取慎吾)はギャンブルをやめ、
恋人の亜弓(西田尚美)と亜弓の娘の美波(恒松祐里)と共に亜弓の故郷である宮城県の石巻に移住し、印刷会社で働き始める。
ある日、亜弓とけんかした美波が家に帰らず、亜弓はパニックになる。
亜弓を落ち着かせようとした郁男は亜弓に激しく非難され、彼女を突き放してしまう。
その夜、亜弓が殺される。

感想:
白石節炸裂でした!
キャストも豪華、リリー・フランキーをはじめ、好演、熱演。
香取慎吾もしっかりとした演技だったと思います。
ストーリー、演出もしっかりしていたと思うのですが、
一方、なんとなく既視感がある展開。
白石監督ならではのもっと突っ込んだ表現がほしいシーンもいくつかあったように思います。
全体的にちょっとおとなしく感じました。
ともあれ、香取慎吾の新境地であることに間違いはなく、
演技者としての今後は明るいように感じました。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.8です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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伊東のホテル|伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオン
by alcyon | 映画観た
2020年03月17日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年26本目】映画「ワイルドライフ」観ました。

解説・あらすじ:
『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』などの俳優ポール・ダノが監督を務め、
ピュリツァー賞作家リチャード・フォードの小説を映画化したヒューマンドラマ。
アメリカ・モンタナ州を舞台に、崩壊していく家族が描かれる。
『17歳の肖像』などのキャリー・マリガン、『ナイトクローラー』などのジェイク・ギレンホール、
『ヴィジット』などのエド・オクセンボールドらが出演する。

1960年代。
ジェリー(ジェイク・ギレンホール)一家は、カナダとの国境近くにあるモンタナ州の田舎町へとやってくる。
14歳の息子ジョー(エド・オクセンボールド)は、ジェリーがゴルフ場で働き、
主婦の母ジャネット(キャリー・マリガン)が家事をこなす姿を見て、
新たな生活が軌道に乗り始めたことを実感する。
ところが、ジェリーが仕事をクビになって家族を養うために山火事を食い止める仕事に就き、
ジャネットとジョーも働くが、生活は安定しなかった、、、。

感想:
静謐さに浸れる、余韻の長い映画でした。
努力や実直さではあがないきれない世情の変化に翻弄される家族の風景、
父親の無謀な正義感や情けなさ、
母親の弱さや女の顔、
息子の葛藤や諦観、といったものをすごく丁寧に映画いていたように思います。
俳優陣の演技も静かなのにしっかりメリハリもあり、演出の見事さを感じます。
惜しむらくはいかんせん映画の進行が静かすぎること。
森林火災のシーン、とりわけ「火」はこの映画の重要なメタファーだと思いますので
もう少しくっきり描いても良かったようには感じました。
いずれにしてもポール・ダノの才能は底知れないです。
次回作が楽しみです。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.6くらいです。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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伊東のホテル|伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオン
by alcyon | 映画観た
2020年03月16日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年25本目】映画「プライベート・ウォー」観ました。

解説・あらすじ:
世界中の戦地を取材してきた戦場記者メリー・コルヴィンの半生を描いた伝記ドラマ。
黒い眼帯を着けて戦地に赴くメリーを、『ゴーン・ガール』などのロザムンド・パイクが演じる。
『フィフティ・シェイズ』シリーズなどのジェイミー・ドーナン、『ラブリーボーン』などのスタンリー・トゥッチらが共演。
ラッカは静かに虐殺されている』のマシュー・ハイネマンが監督を務めた。

The Sunday Times の特派員メリー・コルヴィン(ロザムンド・パイク)は、スリランカ内戦を取材していた2001年に左目を失明する。
PTSDに苦しみながらも、世間の関心を紛争地域に向けるために彼女は戦場を駆け巡る。
2012年、シリアで過酷な状況下に置かれた市民の現状を世界に発信しようとホムス入りしたメリーは、命懸けのライブ中継に挑む。

感想:
実在した高名な戦争ジャーナリストを描いた伝記映画。
まずすごいのが、その「実在感」。
ロザムンド・バイクの圧巻の演技が、
コルヴィンの正義感と廃退感をしっかりとあぶり出し、
戦争の持つ狂気を描ききっていたように思いました。

「少しでも恐怖があれが前に進めない。恐怖は終わった後にすべてやって来る。」
「私が見なければ、誰が世界を伝えるのか」

といったくだりは強烈かつ示唆的。
平和とは戦争と戦争の間のインターミッションに過ぎない。
人間とは根源的に凶暴である。
といったことを喉元に突きつけられたような衝撃でした。
戦争報道のあり方について、一度目を通しておくべき力作だったと思います。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.0です!同じ監督の「ラッカは静かに虐殺されている」も超力作。
重すぎるセレクトですが併せて是非!

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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by alcyon | 映画観た
2020年03月12日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年24本目】映画「108~海馬五郎の復讐と冒険~」観ました。

解説・あらすじ:

SNSで妻の浮気を知った男の奇妙な復讐劇を描くコメディー。
劇団「大人計画」を主宰する松尾スズキが監督、脚本、主演を務め、妻を中山美穂が演じるほか、
岩井秀人、秋山菜津子、坂井真紀、堀田真由、大東駿介、土居志央梨ら多彩な顔ぶれが共演する。
主題歌を音楽家で大人計画所属の星野源が歌った。

元女優の妻・綾子(中山美穂)の浮気をSNSの投稿を通じて知りショックを受けた脚本家の海馬五郎(松尾スズキ)は離婚を考えるが、
財産分与で資産の半分を支払わなければならないことがわかる。
資産を使ってしまおうと決意した海馬は、妻の浮気投稿についた108の「いいね!」と同数の女を抱く復讐に挑む。

感想:
松尾スズキがまさしく体当たりで挑んだ、18禁のコメディー&ラブストーリー。
キャストは実によく計算された演技で、安心設計。思ったよりエロくないです。
ストーリーの主題は最終的には夫婦愛?
ならば前妻とのくだり、家族愛的な部分はちょっと冗長に感じましたし、
主人公の破滅行動はもっとデフォルメされても良いと思いました。
また、セリフ数が多いので多少ついていくのも大変かもしれません。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.4です。デートには向きません、くれぐれもお一人でご鑑賞を。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
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☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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by alcyon | 映画観た
2020年03月10日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年23本目】映画「その夜の侍」観ました。

劇団「THE SHAMPOO HAT」の赤堀雅秋が作・演出・主演を手掛けた戯曲を、彼自らの演出で映画化したヒューマンドラマ。
ひき逃げ事件の犠牲になった妻の復讐に燃える男と、その事件の犯人で刑務所から出てきた男の対峙を、重厚なタッチで紡ぎ出す。
堺雅人が復讐の機会をうかがいつつも、良心の呵責にさいなまれる男を熱演。
また、山田孝之が、粗暴と孤独を併せ持つひき逃げ犯を演じ切る。
人間の残酷さと狂気、そこから生まれるかなしさを深くえぐった深遠なテーマも見逃せない。

小さな鉄工所を経営する中年男の中村(堺雅人)は、5年前に木島(山田孝之)が起こしたひき逃げ事件で最愛の妻を失ってしまい、
抜け殻のようになりながらも復讐することだけを考えて日々を生きていた。
やがて、刑期を終えて出所した木島のもとに、復讐を遂げる日までのカウントダウンを告げる差出人不明の脅迫状が届くようになる。
そして妻の命日の夜が訪れ、ついに中村と木島は対面を果たす。

感想:
壮絶演技合戦!
堺雅人の死へのアプローチ、山田孝之の生への執着。
狂気と平凡が互いに交錯する、咽返るような呼吸を感じる二人の演技は怖かったです。
ただ、やはり演劇ベースのお話のせいなのか、
セリフが少し多く、それでいて説明が少なく。
ストーリーも高揚感はあまりなくラストもカタルシスを感じるタイプの作品ではありませんでした。
あの結論で良かったのか、、、。
評価の分かれる作品だったと思います。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.5です。

ちなみに
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by alcyon | 映画観た
2020年03月08日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年22本目】映画「アイヒマンを追え」観ました。

解説・あらすじ:
数百万人のユダヤ人を強制収容所に送ったナチス戦犯アドルフ・アイヒマンを、1960年に潜伏先で拘束するまでの極秘作戦の裏側に迫る実録サスペンス。
イスラエルの諜報機関モサドによる拘束作戦を成功に導いた検事長フリッツ・バウアーに焦点を絞り、
彼がいかにしてアイヒマンの消息をつかみ、追い詰めたかを描く。
主演は『ヒトラー暗殺、13分の誤算』などのブルクハルト・クラウスナー、
共演には『東ベルリンから来た女』などのロナルト・ツェアフェルトらが名を連ねる。

1950年代後半のフランクフルト、検事長フリッツ・バウアー(ブルクハルト・クラウスナー)は、
ナチスによる戦争犯罪の告発に奔走していたが、捜査は難航していた。

ある日、ホロコーストに深く関わった親衛隊中佐アドルフ・アイヒマン潜伏に関する情報を入手。
バウアーは、ナチス残党がいるドイツの捜査機関ではなく、イスラエルの諜報機関モサドに情報提供しアイヒマンを追い詰める。

感想:
ナチス戦犯の逮捕に尽力した実在の検事長フリッツ・バウワーを描いた伝記映画。
時には表立って、時には水面下でアイヒマン逮捕のために奔走する姿をサスペンスタッチで描いています。
孤立無援の中、僅かな情報を手繰り寄せながらの逮捕劇は史実に任せますが、

そこで問われる「正義感」、
無碍に失われた命への「憤り」、
法治国家としての「誇り」、

更には、
ファクトを重視し、真正面から映画として歴史を撮り切る監督の「覚悟」

には強く心打たれました。

ただ、いかんせん対象のアイヒマンの狂気性や、バウワー自身がユダヤ系であったり、
モサドとの関係性だったりの説明が少なくいため、ちょっと淡々とお話が進みがちで、
サスペンス要素が少なく感じました。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.6です。負の歴史もちゃんと「観る」。教養として必要な一本でした。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
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2020年03月05日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年21本目】映画「音楽」観ました。

解説・あらすじ:
大橋裕之の原作を基に、岩井澤健治監督がおよそ7年かけてほぼ個人制作で作り上げたアニメーション。
楽器に触れたことがない不良たちがバンドを結成し、ロックフェスティバルへの出演を目指す様子を、
4万枚超の手描きの作画による映像で描き出す。
主人公の声を元ロックバンド「ゆらゆら帝国」の坂本慎太郎が担当し、
駒井蓮、前野朋哉、芹澤興人、竹中直人、天久聖一、岡村靖幸らがボイスキャストとして参加している。

これまで楽器と縁がなかった不良学生の研二、太田、朝倉は、思いつきでバンドを結成する。
ある日、彼らのバンド“古武術”は、“古美術”のメンバーである森田から“坂本町ロックフェスティバル”への出演を提案される。

感想:
「初期衝動」爆裂!!
音楽が力強く響く、王道青春映画でした!

惚れた腫れたは一旦蚊帳の外。
ドンッ!と鳴った一つの音に共鳴し、
周りを巻き込みながら大きく渦巻いていく作画は、
監督のこだわりが爆発した瞬間でもありました。

また、ボイスキャストも異常に豪華!
岡村靖幸が参加していることは予習済みだったのですが、
まさか、あのタイミングで、あの形で出てくるとは!
ファンにはたまらない瞬間だったと思います。

これだけ骨格のしっかりした映画、一本だけでは惜しいと感じます。
監督の次回作に期待大の、間違いなく記憶に残る作品でした。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.3です!

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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by alcyon | 映画観た
2020年03月02日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年20本目】映画「ラストレター」観ました。

解説・あらすじ:
岩井俊二監督が体験した出来事を基にした物語で、松たか子、広瀬すず、神木隆之介、福山雅治らが共演するラブストーリー。
初恋の人と再会したヒロイン、ヒロインを彼女の姉と誤解した小説家、母に送られる小説家からの手紙に返信を書く娘の、心の再生と成長が描かれる。
岩井監督の出身地である宮城県で撮影が行われ、音楽を『スワロウテイル』などで岩井と組んだ小林武史が担当する。

夫と子供と暮らす岸辺野裕里(松たか子)は、姉の未咲の葬儀で未咲の娘・鮎美(広瀬すず)と再会する。
鮎美は心の整理がついておらず、母が残した手紙を読むことができなかった。
裕里は未咲の同窓会で姉の死を伝えようとするが、未咲の同級生たちに未咲本人と勘違いされる。
そして裕里は、初恋の相手である小説家の乙坂鏡史郎(福山雅治)と連絡先を交換し、彼に手紙を送る。

感想:
SNS、特に画像や動画が全盛の世の中に、あえて「文章」で表現することを選んだ岩井俊二監督。
オールドスクールと批判されることにひるまなかった、その覚悟に拍手です!

ストーリーはそこはさすがの岩井ブランド、いつも通り、繊細で耽美的。
初恋をモチーフにしながらも、
「死生観と喪失」
「誕生や生きる喜び」
といった、生きることそのものに深く突き刺さるものでした。

また、キャスト陣も豪華かつその配役が素晴らしい。
福山雅治のベストアクトはこの作品だと後世言われると思いますし、
神木隆之介、広瀬すずの正しい処方箋がここにあり、
森七菜を見出したことだけでも評価されるのだろうと思いました。

それにしても、卒業式のシーン。
答辞の素晴らしさには心が、本当にギュッとしてしまい、
涙が溢れました。

「ラブレター」世代の40代はもちろん、幅広い年齢の方にみてもらいたい作品でした。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.2です!

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
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☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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2020年03月01日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年19本目】映画「クロッシング」観ました。

解説・あらすじ:
キム・テギュン監督が、生きるために北朝鮮から中国へ渡った父子の悲劇を描いた人間ドラマ。
100人近い脱北者への取材を基に北朝鮮の現実に根ざした骨太なストーリーに仕立て、
第81回アカデミー賞外国語映画部門賞の韓国代表作品に選ばれた。
過酷な運命に翻弄される主人公をチャ・インピョが熱演。
脱北経路を描くため、中国やモンゴルで撮影された雄大な映像美も見どころ。

中国国境に近い北朝鮮の村で妻子と幸せに暮らすヨンス(チャ・インピョ)だったが、ある日妻が肺結核を患う。
風邪薬さえ手に入らない状況に彼は中国へ出稼ぎに行くが、不法な現場が発覚し警察に追われる身に。
その間に病状が悪化した妻は亡くなり、一人残された11歳の息子ジュニ(シン・ミョンチョル)は父を探しに家を離れる。

感想:
貧しいながらも幸せに生きる。
この世界にはいかなる政治環境でもささやかに生きる人達がいて、
そんな些細な日常も、圧政の中粛清されていく。。。

悲劇。
ただただ悲劇。

中国やモンゴルの美しい、雄大な景色、
ラストシーンからエンディングへ向けてのお話の進行、
父親の純朴さ、少年の無垢さがただただ悲しい。

これは、過去ではなく、現代の物語。
目を逸らしたい、
でも逸してはいけない、世界の現実。

号泣必死ですが、ぜひ多くの人に触れてほしい作品でした。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.2です!

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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2020年02月28日

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【観た/2020年18本目】映画「ザ・ネゴシエーション」観ました。

解説・あらすじ:
ヒョンビンが悪役に挑んだサスペンス。
ソン・イェジンが交渉人を演じ、14時間のタイムリミットを前に警察側と犯人の緊迫したやり取りを映し出す。
キム・サンホやチャン・ヨンナムらが脇を固める。

ソウル市警危機交渉班警部補のハ・チェユン(ソン・イェジン)は、犯人との交渉中に人質と犯人を死なせてしまう。
10日後、彼女が責任を取って辞めようとしていた矢先にバンコクから応援要請が飛び込んでくる。
犯人のミン・テグ(ヒョンビン)が、危機交渉班チーム長と韓国人記者を人質にして、ハ・チェユンを交渉の相手に指名したためだった。

感想:
またしても韓国映画のパワーにヤラれてしまいました!
交渉人をテーマにしたお話はよくあるパターンだとは思うのですが、記憶の中の色んな作品と比べても心理戦の緊迫感は超一級。
展開も韓国の社会背景をモチーフにしつつ、誰も知りうるテーマに帰結させていて、更には伏線の回収も見事!
アクション映画としてもバランス良く、良い意味でグロさも保たれていたように思います。
惜しい点があるとすれば、交渉人としての立ち位置がもっと揺さぶられても良い、ぐらい。
サスペンス&アクションの傑作、コレは観ておいて損はないと思います。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.1です!

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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