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アルシオン通信

Alcyon Blog

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2020年04月01日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年30本目】映画「ブルーアワーにぶっ飛ばす」観ました。

解説・あらすじ:
クリエイターの発掘と支援を目的とした「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2016」で審査員特別賞を受賞した企画「ブルーアワー(仮)」を映画化。
故郷を嫌悪する女性が友人を伴って帰省する。
メガホンを取るのは、CM制作に携ってきた箱田優子。『予兆 散歩する侵略者』シリーズなどの夏帆、『新聞記者』などのシム・ウンギョンのほか、
ユースケ・サンタマリア、でんでん、南果歩らが出演する。

茨城から東京に来てCMディレクターになった30歳の砂田(夏帆)は、
仕事に追われながらも優しい夫がそばにいて充実しているように見えるが、心は荒んでいた。
ある日、彼女は病気の祖母を見舞うために茨城に帰省する。
一方、砂田に同行する自由奔放な友人の清浦(シム・ウンギョン)にはある目的があった。

感想:
結構な豪華キャスト。
夏帆さんは相変わらず美しく存在感もあり、
シム・ウンギョンさんはさすがの演技力。

ただ、おそらくは監督の狙っている観客の層がピンポイントすぎて、
僕は残念ながら含まれておらず。
ひりひりする焦燥感と開放を描きたかったのだと思うのですが、ちょっとモッタリ。
もう少しスピード感、切れのある作画や脚本が欲しかったように感じました。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.4です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

もちろん「オススメ☆」です♪
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伊東のホテル|伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオン
by alcyon | 映画観た
2020年03月25日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年29本目】映画「惡の華」観ました。

解説・あらすじ:
押見修造のコミックを原作にした青春ドラマ。
男子中学生の鬱屈と衝動が描かれる。
メガホンを取るのは『ゴーストスクワッド』などの井口昇。
ドラマ「今日から俺は!!」などの伊藤健太郎、『わたしに××しなさい!』シリーズなどの玉城ティナ、
『青夏 きみに恋した30日』などの秋田汐梨、『きょうのキラ君』などの飯豊まりえらが出演する。

中学2年生の春日高男(伊藤健太郎)は、周りを山々が囲む町で、息苦しさを感じながら過ごしていた。
ある日の放課後、彼は教室でクラスのマドンナである佐伯奈々子(秋田汐梨)の体操着を見つけ、とっさに体操着を盗んでしまう。
それを目撃した問題児の仲村佐和(玉城ティナ)は、黙っていることを条件に自分に従うよう春日に迫る。

感想:
原作のコミックは未読です。

まずキャスト陣。
伊藤健太郎も玉城ティナも中学生役には無理がありすぎることは、この際観なかったことにします!

そしてストーリー。
思春期の複雑な感情、
自分が世界の中心で、特別でありたい心情、
成長とともに失われていく、何者にも代えがたい熱さ。
入り口はコミカルタッチだったのに、後半は一気に切なくなる青春の蹉跌表現、展開の上手さは際立っていたと思います。

男子校出身の僕にはわからない世界観ではありますが、それでもなぜか懐かしく、とても切ない気持ちになりました。

万人向けではないですが、、、。
これは観るべき一本だったように思います。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.0です!
そう言われてみればモチーフの詩集「惡の華」(ボードレール)、読んでないのですよね、、。
ちょっと手にとってみようと思いました。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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by alcyon | 映画観た
2020年03月24日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年28本目】映画「宮本から君へ」観ました。

解説・あらすじ:
熱血営業マンが悪戦苦闘しながら成長する姿を描いた新井英樹の漫画を、実写ドラマ化に続き映画化。
原作の後半を基に、主人公とヒロインに訪れる試練を映し出す。
ドラマ版に続いて主演の池松壮亮をはじめ、蒼井優、柄本時生、星田英利、古舘寛治、松山ケンイチが出演し、ドラマ版の監督を務めた真利子哲也が続投。
映画版キャストには井浦新、ピエール瀧、佐藤二朗、さらに元格闘家の一ノ瀬ワタルが新たに参加する。

文具メーカーの営業マン宮本浩(池松壮亮)は、営業スマイル一つできない不器用な人間だが、正義感は人一倍強かった。
会社の先輩だった神保(松山ケンイチ)の仕事仲間・中野靖子(蒼井優)と恋に落ちた宮本が彼女の自宅に招かれた日、靖子の元彼・裕二(井浦新)が姿を現す。
宮本と寝たと話す靖子に激怒した裕二に、宮本は「この女は俺が守る」と宣言する。

感想:
原作は既読なんですが流石にストーリは覚えてませんでした。
が、とても興奮して読んだことだけはなぜか体感に残っておりました。

さて、映画です。

まずは俳優陣、何という存在感!
全員凄い!
凄いんですが、そのなかでも池松壮亮と蒼井優の飛び抜け方は凄まじい。
とても愚かで醜い、だけど実直で正義感あふれるふたりの演技は体当たり以上に「体当たり」。
まさに魂のぶつかり合いだったと思います。

ストーリーも骨格がしっかりしていて、
重心の低い、ロマンもカタルシスもない、ヒロイックな要素さえ排除した、
まさしくハードロックな仕上がり。
監督をはじめ、制作陣の魂もまた体当たりだったと感じました。

世界の理不尽さや許しがたい人間の存在は現実社会にも存在し、
しかしながらその構成員はすべからく我々。
醜さも愚かさも個人が抱えているのを忘れてはいけない。
こういう映画の存在意義を強く感じる、映画でした。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.2です。
すこしだけ残念に感じたのは、いささかストーリーが昭和平成的でありすぎ、アップデートされていないこと。
原作に忠実すぎるのかもしれません。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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by alcyon | 映画観た
2020年03月18日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年27本目】映画「凪待ち」観ました。

解説・あらすじ:
『凶悪』などの白石和彌監督がメガホンを取ったヒューマンドラマ。
パートナーの女性の故郷で再出発を図ろうとする主人公を香取慎吾が演じる。
脚本を『クライマーズ・ハイ』の加藤正人が担当する。

木野本郁男(香取慎吾)はギャンブルをやめ、
恋人の亜弓(西田尚美)と亜弓の娘の美波(恒松祐里)と共に亜弓の故郷である宮城県の石巻に移住し、印刷会社で働き始める。
ある日、亜弓とけんかした美波が家に帰らず、亜弓はパニックになる。
亜弓を落ち着かせようとした郁男は亜弓に激しく非難され、彼女を突き放してしまう。
その夜、亜弓が殺される。

感想:
白石節炸裂でした!
キャストも豪華、リリー・フランキーをはじめ、好演、熱演。
香取慎吾もしっかりとした演技だったと思います。
ストーリー、演出もしっかりしていたと思うのですが、
一方、なんとなく既視感がある展開。
白石監督ならではのもっと突っ込んだ表現がほしいシーンもいくつかあったように思います。
全体的にちょっとおとなしく感じました。
ともあれ、香取慎吾の新境地であることに間違いはなく、
演技者としての今後は明るいように感じました。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.8です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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by alcyon | 映画観た
2020年03月17日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年26本目】映画「ワイルドライフ」観ました。

解説・あらすじ:
『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』などの俳優ポール・ダノが監督を務め、
ピュリツァー賞作家リチャード・フォードの小説を映画化したヒューマンドラマ。
アメリカ・モンタナ州を舞台に、崩壊していく家族が描かれる。
『17歳の肖像』などのキャリー・マリガン、『ナイトクローラー』などのジェイク・ギレンホール、
『ヴィジット』などのエド・オクセンボールドらが出演する。

1960年代。
ジェリー(ジェイク・ギレンホール)一家は、カナダとの国境近くにあるモンタナ州の田舎町へとやってくる。
14歳の息子ジョー(エド・オクセンボールド)は、ジェリーがゴルフ場で働き、
主婦の母ジャネット(キャリー・マリガン)が家事をこなす姿を見て、
新たな生活が軌道に乗り始めたことを実感する。
ところが、ジェリーが仕事をクビになって家族を養うために山火事を食い止める仕事に就き、
ジャネットとジョーも働くが、生活は安定しなかった、、、。

感想:
静謐さに浸れる、余韻の長い映画でした。
努力や実直さではあがないきれない世情の変化に翻弄される家族の風景、
父親の無謀な正義感や情けなさ、
母親の弱さや女の顔、
息子の葛藤や諦観、といったものをすごく丁寧に映画いていたように思います。
俳優陣の演技も静かなのにしっかりメリハリもあり、演出の見事さを感じます。
惜しむらくはいかんせん映画の進行が静かすぎること。
森林火災のシーン、とりわけ「火」はこの映画の重要なメタファーだと思いますので
もう少しくっきり描いても良かったようには感じました。
いずれにしてもポール・ダノの才能は底知れないです。
次回作が楽しみです。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.6くらいです。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
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by alcyon | 映画観た
2020年03月16日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年25本目】映画「プライベート・ウォー」観ました。

解説・あらすじ:
世界中の戦地を取材してきた戦場記者メリー・コルヴィンの半生を描いた伝記ドラマ。
黒い眼帯を着けて戦地に赴くメリーを、『ゴーン・ガール』などのロザムンド・パイクが演じる。
『フィフティ・シェイズ』シリーズなどのジェイミー・ドーナン、『ラブリーボーン』などのスタンリー・トゥッチらが共演。
ラッカは静かに虐殺されている』のマシュー・ハイネマンが監督を務めた。

The Sunday Times の特派員メリー・コルヴィン(ロザムンド・パイク)は、スリランカ内戦を取材していた2001年に左目を失明する。
PTSDに苦しみながらも、世間の関心を紛争地域に向けるために彼女は戦場を駆け巡る。
2012年、シリアで過酷な状況下に置かれた市民の現状を世界に発信しようとホムス入りしたメリーは、命懸けのライブ中継に挑む。

感想:
実在した高名な戦争ジャーナリストを描いた伝記映画。
まずすごいのが、その「実在感」。
ロザムンド・バイクの圧巻の演技が、
コルヴィンの正義感と廃退感をしっかりとあぶり出し、
戦争の持つ狂気を描ききっていたように思いました。

「少しでも恐怖があれが前に進めない。恐怖は終わった後にすべてやって来る。」
「私が見なければ、誰が世界を伝えるのか」

といったくだりは強烈かつ示唆的。
平和とは戦争と戦争の間のインターミッションに過ぎない。
人間とは根源的に凶暴である。
といったことを喉元に突きつけられたような衝撃でした。
戦争報道のあり方について、一度目を通しておくべき力作だったと思います。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.0です!同じ監督の「ラッカは静かに虐殺されている」も超力作。
重すぎるセレクトですが併せて是非!

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
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by alcyon | 映画観た
2020年03月12日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年24本目】映画「108~海馬五郎の復讐と冒険~」観ました。

解説・あらすじ:

SNSで妻の浮気を知った男の奇妙な復讐劇を描くコメディー。
劇団「大人計画」を主宰する松尾スズキが監督、脚本、主演を務め、妻を中山美穂が演じるほか、
岩井秀人、秋山菜津子、坂井真紀、堀田真由、大東駿介、土居志央梨ら多彩な顔ぶれが共演する。
主題歌を音楽家で大人計画所属の星野源が歌った。

元女優の妻・綾子(中山美穂)の浮気をSNSの投稿を通じて知りショックを受けた脚本家の海馬五郎(松尾スズキ)は離婚を考えるが、
財産分与で資産の半分を支払わなければならないことがわかる。
資産を使ってしまおうと決意した海馬は、妻の浮気投稿についた108の「いいね!」と同数の女を抱く復讐に挑む。

感想:
松尾スズキがまさしく体当たりで挑んだ、18禁のコメディー&ラブストーリー。
キャストは実によく計算された演技で、安心設計。思ったよりエロくないです。
ストーリーの主題は最終的には夫婦愛?
ならば前妻とのくだり、家族愛的な部分はちょっと冗長に感じましたし、
主人公の破滅行動はもっとデフォルメされても良いと思いました。
また、セリフ数が多いので多少ついていくのも大変かもしれません。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.4です。デートには向きません、くれぐれもお一人でご鑑賞を。

ちなみに
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by alcyon | 映画観た
2020年03月10日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年23本目】映画「その夜の侍」観ました。

劇団「THE SHAMPOO HAT」の赤堀雅秋が作・演出・主演を手掛けた戯曲を、彼自らの演出で映画化したヒューマンドラマ。
ひき逃げ事件の犠牲になった妻の復讐に燃える男と、その事件の犯人で刑務所から出てきた男の対峙を、重厚なタッチで紡ぎ出す。
堺雅人が復讐の機会をうかがいつつも、良心の呵責にさいなまれる男を熱演。
また、山田孝之が、粗暴と孤独を併せ持つひき逃げ犯を演じ切る。
人間の残酷さと狂気、そこから生まれるかなしさを深くえぐった深遠なテーマも見逃せない。

小さな鉄工所を経営する中年男の中村(堺雅人)は、5年前に木島(山田孝之)が起こしたひき逃げ事件で最愛の妻を失ってしまい、
抜け殻のようになりながらも復讐することだけを考えて日々を生きていた。
やがて、刑期を終えて出所した木島のもとに、復讐を遂げる日までのカウントダウンを告げる差出人不明の脅迫状が届くようになる。
そして妻の命日の夜が訪れ、ついに中村と木島は対面を果たす。

感想:
壮絶演技合戦!
堺雅人の死へのアプローチ、山田孝之の生への執着。
狂気と平凡が互いに交錯する、咽返るような呼吸を感じる二人の演技は怖かったです。
ただ、やはり演劇ベースのお話のせいなのか、
セリフが少し多く、それでいて説明が少なく。
ストーリーも高揚感はあまりなくラストもカタルシスを感じるタイプの作品ではありませんでした。
あの結論で良かったのか、、、。
評価の分かれる作品だったと思います。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.5です。

ちなみに
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2020年03月08日

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kazu_R

【観た/2020年22本目】映画「アイヒマンを追え」観ました。

解説・あらすじ:
数百万人のユダヤ人を強制収容所に送ったナチス戦犯アドルフ・アイヒマンを、1960年に潜伏先で拘束するまでの極秘作戦の裏側に迫る実録サスペンス。
イスラエルの諜報機関モサドによる拘束作戦を成功に導いた検事長フリッツ・バウアーに焦点を絞り、
彼がいかにしてアイヒマンの消息をつかみ、追い詰めたかを描く。
主演は『ヒトラー暗殺、13分の誤算』などのブルクハルト・クラウスナー、
共演には『東ベルリンから来た女』などのロナルト・ツェアフェルトらが名を連ねる。

1950年代後半のフランクフルト、検事長フリッツ・バウアー(ブルクハルト・クラウスナー)は、
ナチスによる戦争犯罪の告発に奔走していたが、捜査は難航していた。

ある日、ホロコーストに深く関わった親衛隊中佐アドルフ・アイヒマン潜伏に関する情報を入手。
バウアーは、ナチス残党がいるドイツの捜査機関ではなく、イスラエルの諜報機関モサドに情報提供しアイヒマンを追い詰める。

感想:
ナチス戦犯の逮捕に尽力した実在の検事長フリッツ・バウワーを描いた伝記映画。
時には表立って、時には水面下でアイヒマン逮捕のために奔走する姿をサスペンスタッチで描いています。
孤立無援の中、僅かな情報を手繰り寄せながらの逮捕劇は史実に任せますが、

そこで問われる「正義感」、
無碍に失われた命への「憤り」、
法治国家としての「誇り」、

更には、
ファクトを重視し、真正面から映画として歴史を撮り切る監督の「覚悟」

には強く心打たれました。

ただ、いかんせん対象のアイヒマンの狂気性や、バウワー自身がユダヤ系であったり、
モサドとの関係性だったりの説明が少なくいため、ちょっと淡々とお話が進みがちで、
サスペンス要素が少なく感じました。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.6です。負の歴史もちゃんと「観る」。教養として必要な一本でした。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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by alcyon | 映画観た
2020年03月05日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年21本目】映画「音楽」観ました。

解説・あらすじ:
大橋裕之の原作を基に、岩井澤健治監督がおよそ7年かけてほぼ個人制作で作り上げたアニメーション。
楽器に触れたことがない不良たちがバンドを結成し、ロックフェスティバルへの出演を目指す様子を、
4万枚超の手描きの作画による映像で描き出す。
主人公の声を元ロックバンド「ゆらゆら帝国」の坂本慎太郎が担当し、
駒井蓮、前野朋哉、芹澤興人、竹中直人、天久聖一、岡村靖幸らがボイスキャストとして参加している。

これまで楽器と縁がなかった不良学生の研二、太田、朝倉は、思いつきでバンドを結成する。
ある日、彼らのバンド“古武術”は、“古美術”のメンバーである森田から“坂本町ロックフェスティバル”への出演を提案される。

感想:
「初期衝動」爆裂!!
音楽が力強く響く、王道青春映画でした!

惚れた腫れたは一旦蚊帳の外。
ドンッ!と鳴った一つの音に共鳴し、
周りを巻き込みながら大きく渦巻いていく作画は、
監督のこだわりが爆発した瞬間でもありました。

また、ボイスキャストも異常に豪華!
岡村靖幸が参加していることは予習済みだったのですが、
まさか、あのタイミングで、あの形で出てくるとは!
ファンにはたまらない瞬間だったと思います。

これだけ骨格のしっかりした映画、一本だけでは惜しいと感じます。
監督の次回作に期待大の、間違いなく記憶に残る作品でした。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.3です!

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
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