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アルシオン通信

Alcyon Blog

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2018年09月23日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。

kazu_R

【観た】映画「さよなら僕のマンハッタン」観ました。

解説・あらすじ:
『(500)日のサマー』などのマーク・ウェブ監督が、サイモン&ガーファンクルの名曲「The Only Living Boy In New York」に乗せてつづるラブストーリー。
ニューヨークを舞台に、親元を離れた青年が隣人との交流や恋愛、父親の不倫を経て成長していく姿を描く。
『クィーン アンド カントリー』などのカラム・ターナーが主人公を演じ、『アンダーワールド』シリーズなどのケイト・ベッキンセイル、
『007』シリーズなどのピアース・ブロスナン、オスカー俳優ジェフ・ブリッジスらが脇を固める。

ニューヨークで生まれ育ち大学卒業と同時に親元を離れたトーマス(カラム・ターナー)は、アパートの隣人でジェラルドと名乗る中年男性(ジェフ・ブリッジス)と知り合い、
さまざまなアドバイスを受けるようになる。
ある日、女友達とナイトクラブに出掛けたトーマスは、父イーサン(ピアース・ブロスナン)と見知らぬ女性(ケイト・ベッキンセイル)のデート現場に出くわしてしまう。

感想:
【2018年73本目です】
内省的な青年が様々な痛みを乗り越えながら、大人に舵を切っていく物語。
未来に怯える若者の姿や過去に囚われる大人の姿に対する温もりや深みがあり、とてもじんわりしました。
クライマックスの鮮やかさはさすが名匠、僕の心の中をポッを優しい光で照らしてくれました。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.0です!名作だと思います。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です 

もちろん「オススメ☆」です♪

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伊東のホテル|伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオン
by alcyon | 映画観た
2018年09月18日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。

kazu_R

【観た】映画「娼年」観ました。

解説・あらすじ:
石田衣良の小説を、舞台でも組んだ三浦大輔監督と松坂桃李のコンビで映画化した衝撃作。
退屈な生活を送っていた主人公が男娼となり、成長していく過程を描く。
性描写に一切の妥協をしなかったという三浦監督のもと、『不能犯』などの松坂が体当たりの芝居を披露している。

大学生のリョウこと森中領(松坂桃李)は、バーのアルバイトに精を出していた。
ある晩、ホストクラブで働いている中学時代のクラスメートの田島進也が、客の御堂静香を連れてリョウがいるバーを訪れる。

感想:
【2018年72本めです】
18禁!
女優俳優体当たりすぎ!
そして松坂桃李は左利き!
といったところでしょうか?
小説は未読、舞台版も未見なのでなんとも言いようがありませんが、
最後の方の伏線回収が雑に感じました。
舞台は3時間もある長尺だと聞いておりますので、映画ももう10分長くして、とは感じました。
味の濃い食材を薄味に仕立て直したようなもったいなさ、
三浦監督の映画は多分殆ど観ているので少し残念です。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.0です。舞台の再演があるなら観てみたいです。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です 

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伊東のホテル|伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオン
by alcyon | 映画観た
2018年09月12日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。

kazu_R

【観た】映画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い 」観ました。

解説・あらすじ:
大好きな父親を911のアメリカ同時多発テロで亡くした少年が、父親の残した鍵の謎を探るべくニューヨーク中を奔走する姿を描く感動ドラマ。
ジョナサン・サフラン・フォアのベストセラー小説を、トム・ハンクスとサンドラ・ブロックという二人のアカデミー賞受賞俳優の共演で映画化。
『リトル・ダンサー』『愛を読むひと』の名匠、スティーヴン・ダルドリーが監督を務める。
鍵穴探しの旅で父の死を乗り越え、力強く成長する少年には、映画初出演のトーマス・ホーンを抜擢。
ダルドリー監督の繊細な演出と俳優陣の演技が感動を呼ぶ。

911の同時多発テロで、大切な父(トム・ハンクス)を亡くした少年オスカー(トーマス・ホーン)。
ある日、父の部屋に入ったオスカーは、見たことのない1本の鍵を見つける。
その鍵に父からのメッセージが託されているかもしれないと考えたオスカーは、この広いニューヨークで鍵の謎を解くため旅に出る。

感想:
【2018年71本目です】
911の映画は怖くて、辛くて、避けてきたんですけど、
HULUでもうすぐ放映終了、折しも9月、あとはもう見るチャンスないなということで意を決して鑑賞。
印象に残るシーン、台詞が多く、誰もが遺された人で、その眼差しはとても優しく。
痛みを分かち合う姿、空虚を埋めるのは希望だけではないなど、思い当たる心情を丁寧に紡ぐ監督の手腕、俳優陣の静かな熱演には心を大きく揺さぶられました。
この長くて難しい邦題も今回は意味がわかった瞬間、涙腺決壊、ピタッとハマったと思います。
久々に「喉が渇くほど泣き」ました!

【評価点・つけるとしたら】
☆4.6です!ライフタイムベスト級の名作に出会えました!

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です 

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by alcyon | 映画観た
2018年09月11日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。

kazu_R

【観た】映画「15時17分、パリ行き 」観ました。

解説・あらすじ:
クリント・イーストウッド監督が、2015年8月に高速鉄道で起きた無差別テロ事件を映画化。
列車に乗り合わせていた3人のアメリカ人青年がテロリストに立ち向かう姿を描く。
事件の当事者であるアンソニー・サドラー、アレク・スカラトス、スペンサー・ストーンを主演俳優に起用し、当時列車に居合わせた乗客も出演。
撮影も実際に事件が起きた場所で行われた。

2015年8月21日、554人の客が乗るアムステルダム発パリ行きの高速鉄道タリスに、武装したイスラム過激派の男が乗り込み無差別テロを企てる。
乗客たちが恐怖に凍り付く中、旅行中で偶然乗り合わせていたアメリカ空軍兵スペンサー・ストーンとオレゴン州兵アレク・スカラトス、
二人の友人の大学生アンソニー・サドラーが犯人に立ち向かう。

感想:
【2018年70本目です。】
巨匠イーストウッドがテロの実話を映画化、、。
どんだけソリッドでポリティカル、サスペンスに仕上がっているのかと思えば、
ものすごく意外な展開、青春ロードムービーでした!
しかも役者を使わず、実際の人物、実際の場所でとるなんて!
巨匠でしかなしえない業だったと思います。
ストーリーは饒舌すぎず、それでいて豊かに3人の正直な人間性を掘り下げていく作りになっていて
これもまた監督の確かな手腕を感じました。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.9です。とかく押し付けがましくなりがちなテーマをよくぞここまで!

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です 

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by alcyon | 映画観た
2018年09月10日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。

kazu_R

【観た】映画「カメラを止めるな!」観ました。

解説・あらすじ:
監督・俳優養成の専門学校「ENBUゼミナール」のシネマプロジェクト第7弾となる異色ゾンビムービー。
オムニバス『4/猫 -ねこぶんのよん-』の一作を担当した上田慎一郎が監督と脚本と編集を務めた。
ゾンビ映画を撮っていたクルーが本物のゾンビに襲われる様子を、およそ37分に及ぶワンカットのサバイバルシーンを盛り込んで活写する。
出演者は、オーディションで選ばれた無名の俳優たち。

人里離れた山の中で、自主映画の撮影クルーがゾンビ映画の撮影を行っている。
リアリティーを求める監督の要求はエスカレートし、なかなかOKの声はかからず、テイク数は42を数えていた。
その時、彼らは本物のゾンビの襲撃を受け、大興奮した監督がカメラを回し続ける一方、撮影クルーは次々とゾンビ化していき、、、。

感想:
予算300万円、ジェラシックパーク換算1秒分!
思ったよりもB級、C級感もなく、役者さんたちも好演。
構成も思ったよりしっかりしていて、よく工夫がされていると思いました。

が!
観たことあるぞこの手法とも思いましたし、エポックメイキング的とまでは思いませんでした。

気軽に見れる、ライトな作品としてとてもちょうどよい良作という位置づけだと思います。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.0です。想像以上に安っぽくないです。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です 

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by alcyon | 映画観た
2018年09月09日

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【観た】映画「ペンギン・ハイウェイ」観ました。

解説・あらすじ:
「夜は短し歩けよ乙女」などで知られる作家・森見登美彦の小説を映画化したアニメーション。
小学生の少年が、海のない街に突如現れたペンギンの謎を解こうと奮闘する。
主人公の声をドラマシリーズ「バイプレイヤーズ」などの北香那、彼が慕う女性を蒼井優が担当。
アニメーション制作会社「スタジオコロリド」が制作し、短編『陽なたのアオシグレ』などの石田祐康が監督を務めた。

毎日学んだことをノートに書きためている小学4年生のアオヤマ君が暮らす郊外の街に、突如ペンギンが現れる。
アオヤマ君は、海のない住宅地になぜペンギンたちが出現したのか、その謎を解くために研究を始める。
そして、行きつけの歯科医院で仲良くしているお姉さんが投げたコーラの缶がペンギンに変身する瞬間を目の当たりにし……。

感想:
【2018年68本目です】
主人公の関心事は海のない街に現れたペンギンと歯科医院で働くきれいなお姉さん(巨乳)。
お話は探究心を軸に綿密に絡み合い、忍び寄る大人をはねのけながらグイグイ加速していきます。
子供の話なんですが、それを見守る大人の目線も絶妙に優しく、美しい。
小学生の頃、夏休みはいつまでも長く、世界は広くて、知らないことばかり。
おとなになって見失った「視線」を伸びやかに表現された作品でした。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.0です!

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です 

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2018年09月08日

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 【観た】映画「ビジランテ」観ました。

解説・あらすじ:
『SR サイタマノラッパー』シリーズなどで知られる入江悠監督が、自身のオリジナル脚本で制作した衝撃作。
高校生の時に行方をくらませた長男、町の市議会議員の次男、デリヘル業を営む三男が父親の死をきっかけに再会し、
逃れられない運命に翻弄される姿が描かれる。
長男を『捨てがたき人々』などの大森南朋、次男をテレビドラマ「ドクターX」シリーズなどの鈴木浩介、三男をテレビドラマ「カインとアベル」などの桐谷健太が演じる。

閉鎖的な地方都市で、三兄弟の次男・二郎(鈴木浩介)は市議会議員を務め、三男・三郎(桐谷健太)はデリヘルで雇われ店長をしており、
彼らは全く異なる世界で生きていた。
ある日父親が他界し、行方をくらませていた長男・一郎(大森南朋)が30年ぶりに帰郷する。一郎は、遺産は自分のものだと主張するが、、、。

感想:
【2018年67本目です】
入江監督の最新作。
ビジランテとは自警団という意味だそうです。
地方都市のイヤな面を薄暗い、曇り空の風景でえぐり取っていく様や、
小さな火種が次々と引火し大きな業火に発展していくストーリはさすがお手の物だなと感じました。
大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太の三兄弟の演技合戦、壮絶な兄弟喧嘩も見応えあり。
唯一残念なのは次男の妻の篠田麻里子がもう一つエグみがないこと、アイドルから悪女に化けるんだったら今回だった、惜しく思います。
スピード感もあり最後までダレずに見ることができました。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.9です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です 

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by alcyon | 映画観た
2018年09月07日

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kazu_R

【観た】映画「犬ヶ島」観ました。

解説・あらすじ:
世界的にヒットした『グランド・ブダペスト・ホテル』などのウェス・アンダーソン監督によるストップモーションアニメ。
日本を舞台に、行方がわからなくなった飼い犬を捜す少年と犬たちが繰り広げる冒険を映す。
声優陣に、ビル・マーレイ、エドワード・ノートン、ティルダ・スウィントンをはじめ、スカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、
ブライアン・クランストン、ヨーコ・オノ、RADWIMPSの野田洋次郎ら、多彩な顔ぶれが集結している。

近未来の日本で、伝染病の犬インフルエンザが大流行し、犬たちは「犬ヶ島」に隔離される。
12歳の少年アタリは、捕らわれた愛犬スポッツを捜すため、メガ崎市からたった一人で小型飛行機を操縦し犬ヶ島へと降り立つ。
島で出会った5匹の犬とアタリは、心の距離を少しずつ縮めていく。

感想:
【2018年66本目です】
大好き、ウェス・アンダーソンの新作。
「グランド・ブタペスト・ホテル」でも魅了された色彩の素晴らしさはそのままに、
日本文化を確信犯的に「似非日本化」していく造形に圧倒されました。
ストーリーはこれもまた確信犯的に風刺がきいています。
パンデミックを連呼して民衆の恐怖を煽り、罪もない犬たちを孤島に隔離してしまう市長の暴走政治は何かを連想させますし、
全体主義やヤクザ人脈、科学の低価値や義理人情といったところがメタ構造でてんこ盛り!
犬かわいい!とばかり言っていられない、笑っていいのかわからない描写もたくさんあったと思います。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.8です。若干字幕と音声のバランスが悪いように感じました。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です 

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2018年09月06日

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【観た】映画「去年の冬、きみと別れ 」観ました。

解説・あらすじ:
『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』などの岩田剛典を主演に迎え、中村文則の小説を映画化したサスペンスドラマ。
とある焼死事件の真相を追うルポライターが、次第に抜き差しならない状態に陥っていくさまを描写する。
『グラスホッパー』などの瀧本智行が監督を務め、主人公の婚約者を『ピーチガール』などの山本美月が好演。
そのほか斎藤工、浅見れいな、北村一輝らが共演している。

松田百合子(山本美月)と婚約しているルポライター耶雲恭介(岩田剛典)は、猟奇殺人事件の容疑者である天才カメラマン木原坂雄大(斎藤工)のスクープを狙っている。
この事件は世間を大きく騒がせたが、真相はわかっていなかった。耶雲は事件を解明しようと奔走するが、百合子が木原坂の標的に、、。

感想:
【2018年65本目です】
原作の小説は未読です。
ストーリーは楽しめましたが、キャッチコピーの「あなたは7回騙される」はちょっと言いすぎかなぁ、、と感じました。
ラストの畳み掛けももう少し熱量と丁寧な種明かしがほしいところです。
とはいえ、役者陣は豪華でいずれも好演、岩田さんはこんなに演技できる人とはおもていなかったので(失礼しました)、
良い意味で裏切られた作品でもあります。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.5です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
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2018年09月05日

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kazu_R

【観た】映画「犬猿」観ました。

解説・あらすじ:
『麦子さんと』『ヒメアノ~ル』などの吉田恵輔監督が窪田正孝らを迎え、兄弟と姉妹をテーマに描いたドラマ。
刑務所から出所したばかりの凶暴な兄と真面目な弟、家業を切り盛りする姉とおバカな妹の対立がエスカレートしていくさまを映す。
新井浩文と窪田が兄弟を、お笑いコンビ「ニッチェ」の江上敬子とモデルの筧美和子が姉妹を演じる。

印刷会社で営業を担当している金山和成(窪田正孝)は、刑務所から出てきたばかりの乱暴者の兄・卓司(新井浩文)を恐れていた。
一方、幾野由利亜(江上敬子)と、芸能活動をしているおバカな妹の真子(筧美和子)は、家業の印刷工場を切り盛りしていた。
兄弟と姉妹の関係は、あるときから変化し始める。

感想:
【2018年64本目です】
あの大傑作、「ヒメアノ~ル」の監督のオリジナル脚本、大変楽しみに観ました。
人間の卑しさや器の小ささ、自業自得の運命みたいなものを描かせればピカイチの吉田監督、ハードルが高かったのに、期待に違わぬクオリティ!
まさしく嫉妬、軽蔑、尊敬、愛情といったものが縦横無尽に行ったり来たりする脚本は素晴らしかったです。
また、役者陣も大奮闘!キャスティングも絶妙!
特に筧美和子さんは代表作になったのではないかと思います。
ラストも巧妙な作り、笑っちゃいけなさそうなシーンなのに思わず笑っちゃいました。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.2です!

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です 

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