こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
夏は読書の季節ですよね?!
どうも学生時代の読書感想文、記憶が抜け切れず、
ともかく一冊は読まないと夏が始まりも終わりもしないのです。
ましてや、僕は学生時代中高6年間図書委員。
読まない訳にはいかないでしょう!
てなわけで
【吉野北高校図書委員会】山本渚 著
読了です。
舞台は徳島。
母校のある愛媛近隣のせいなのか,コトバに馴染みがありました。「何しとるん~」とか一緒。
この本を読みながら呼吸をすれば瀬戸内の穏やかな風を思い出す。
今日みたいに晴れた日に、外の青空を見ればいつもより高い気がする。
ああああ。読み終わってしまった。
我らが男子校には無かった日々が、こんなに懐かしく、愛おしいなんて!
そんな気持ちになる作品でした。
写真は登場人物イメージとタチアオイ、です。
ワンちゃんとゆきお君の物語、牧田先生の話もいつか読んでみたいです。
こんなに青空が似合う花があったなんて。
タチアオイは下から花をつけ、
一番上が花開く頃、梅雨が開け、夏になる。
この花、知りませんでした。
この花、知ることができたのもとても嬉しい。
今日みたいな青空を眺めていると、もうすぐ、もうすぐ夏だと感じずに入られません。
きっと今日読むことに意義があった、とてもみずみずしい読書体験でした。
彼らの成長を、次のステージでまた観てみたいと感じています。
できればこのクールハマりつつあるドラマ「同級生」のような泥沼感とは違う未来でお願いしますm(__)m
文庫本片手にリゾートの夏。
もちろん、お勧めです!
追記
ちなみに僕なら物語の雰囲気の中、敢えて牧田先生推しでいきます。
この世界の中に松本がいても著者に描いてもらえないタイプです。。