こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た】『沈黙-サイレンス-』観てきました!
監督:マーティン・スコセッシ監督
出演:アンドリュー・ガーフィールド、窪塚洋介、浅野忠信ほか
あらすじ:
遠藤周作の小説「沈黙」を、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』などの巨匠マーティン・スコセッシが映画化した歴史ドラマ。
17世紀、キリシタン弾圧の嵐が吹き荒れる江戸時代初期の日本を舞台に、来日した宣教師の衝撃の体験を描き出す。
『アメイジング・スパイダーマン』シリーズなどのアンドリュー・ガーフィールドをはじめ窪塚洋介や浅野忠信ら日米のキャストが共演。
信仰を禁じられ、苦悩する人々の姿に胸が痛む。
江戸幕府によるキリシタン弾圧が激しさを増していた17世紀。
長崎で宣教師のフェレイラ(リーアム・ニーソン)が捕まって棄教したとの知らせを受けた彼の弟子ロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)とガルペ(アダム・ドライヴァー)は、
キチジロー(窪塚洋介)の協力で日本に潜入する。その後彼らは、隠れキリシタンと呼ばれる人々と出会い、布教を始める。
感想:
信仰とは程遠く生きてきましたが、その意味を、抉って抉って、深く、深く問われる作品でした。
弱いものが強いものより苦しまなかったと誰が言えるのか。
「人間が こんなに 哀しいのに 主よ海があまりに 碧いのです。」
という遠藤周作の有名な言葉が胸に刺さって取れません。
また、宗教の話としてだけでなく、日本文化論としても、大きくは現代における文化摩擦のメタファーにもなっていたと思います。
エンドロールも渾身で、監督の深さに驚嘆せずに入られませんんでした。
【評価点・つけるとしたら】
☆5つです!
映画を観てすっきりしたい人には残念ながら全く薦められないですが、間違いなく映画史に残る傑作です。これこそは是非映画館でと思います。心からおすすめです。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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