設備やロケーションが充実した流行のデザイナースホテル、なんでもありありの宿ではないです。また、いわゆる安くてお得な宿でもないです。
あくまでも料理やワインをじっくり楽しみたい方に向けたオーベルジュだと感じました。
ダイニングは想像していたより広く、天井も高くて開放的。
料理は定評通りのクオリティ。レストランと比べたくなります。
ディナーは前菜からスープ、魚、肉、デザートまであるので結構な量です。ただどの皿も一捻り工夫してあり、味わいに変化があるせいか口が疲れることなくすんなりと完食できました。当日周りの席の方も残されている方は見受けられませんでした。
とくにスズキのポワレは皮目のパリパリ感、身の火の通しが絶妙で、写真を取るのも忘れあっという間に完食してしまいました（＾ｖ＾）
ワインメニューは産地別ではなく味わい順になっていました。これは初めて見ました。クオリティを考えるとコスパも悪くないと思います。
最後に接客についてですが、マダムだけでなくオーナーシェフもかなり積極的に接客されます。調理の合間を縫ってというよりは分身している？かのようです。
ちゃんと料理の説明もされます。二人ともとても和やかでチャーミング、プロフェッショナルパーソン特有の変な凄みを感じさせない安心キャラです。
デザートを食べ終わる時、席を立ちたくない、何ともいえない名残惜しさ。久々に余韻のあるディナーを楽しめました！！

まっくろにゃんこさん[40代 /女性]

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

2010-07-26 20:33:10